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	<title>ヨットレース | ヨットを楽しむ ～MALU SAILING～</title>
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	<description>ヨットを楽しむための情報ブログ</description>
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		<title>2021 Rolex Fastnet Race がいよいよスタート！</title>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 07 Aug 2021 04:52:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
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					<description><![CDATA[世界中がコロナ禍の中、昨年（2020年）に開催予定年だった第49回 Rolex Fastnet Race がリスケジュールされ、いよいよ明日2021年8月8日午前11時（日本時間19時）にスタートを迎えます。 日本では東 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>世界中がコロナ禍の中、昨年（2020年）に開催予定年だった第49回 Rolex Fastnet Race がリスケジュールされ、いよいよ明日2021年8月8日午前11時（日本時間19時）にスタートを迎えます。<br />
日本では東京オリンピックがリスケジュールされて現在開催中ですが、このオフショアヨットレース界の超ビッグイベントとも言われるファストネットレースはオリンピックに負けず劣らずの大人気セーリングイベントで、今年は419艇（2021年8月4日現在）のエントリーでレースボートはイングランドのワイト島カウズに集結し始めています。</p>
<p><iframe width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/g-dqPg8Wr9o" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>今回のファストネットレースの見どころは、何と言っても日本艇のエントリーが２艇もあることです。<br />
2017年はCALSS40、2019年はヴァンデグローブでおなじみのIMOCA60で既に2回の参加を果たしている自称おじさんセーラーの北田浩さんの「貴帆」、そしてシングルハンドで大西洋を横断するミニトランザットレース2019をみごと完走し、更にレベルを上げてきた鈴木晶友さんの「Milai」の２艇が CLASS40 の同カテゴリーで参戦します。</p>
<p>そこで今回は、ファストネットレースについて書いてみたいと思います。</p>
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</div>

<h2><span id="toc1">ファストネットレースってどんなヨットレース？</span></h2>
<p>ファストネットレースは1925年に僅か７艇の参加で始まったオフショアヨットレース（外洋ヨットレース）です。当初は毎年実施されていましたが、徐々に規模が大きくなり1931年からは隔年開催に変わり、更に2001年からはスイスの時計メーカーで有名なROLEX社のスポンサードを受けて隔年開催している欧州で最も古くからあると言われる大人気オフショアヨットレースイベントです。<br />
ファストネットレースの名前の起源は、折り返し地点であるアイルランドの南西海岸沖にあるファストネットロック灯台に因んでいます。</p>
<p><iframe width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/vtZjuwR2hmc" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>レース艇はイギリスのロイヤルオーシャンレーシングクラブ &#8220;Royal Ocean Racing Club&#8221; が設定している IRCレーティングルールの基にモノハル艇のハンディキャップレースがベースになっています。しかし、巨大イベント化したこのレースは、近年IRCクラス以外に欧州で人気のあるマルチハルクラス（多胴船）やボルボオーシャンレース艇クラス、ヴァンデグローブでおなじみのIMOCA60クラスやCLASS40などのワンデザインクラスにも門戸を開き、チーム参加以外にもダブルハンド（２人操船）での参加艇も増えており、2021年は400艇、3000人を超えるセーラーが集まる巨大レースとなっています。</p>
<h3><span id="toc2">ファストネットレースのコース</span></h3>
<p>前回まではワイト島のカウズをスタートしてファストネットロック灯台を回り、イングランド南西部にある港湾都市のプリマスでフィニッシュする608マイル（海里）で行われていました。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-6828" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2021/08/OLDCORCE.jpg" alt="以前のコース" width="400" height="282" /><br />
2021年レースの今回はコースはフィニッシュ地点が変更され、イギリス海峡の対岸フランス北西部に突き出すコタンタン半島の先端にあるシェルブールに変更されました。コースの総距離は695マイル（海里）に大幅に延伸されました。</p>
<p><a href="https://www.rolexfastnetrace.com/en/follow/general-info/about-the-race-spectators"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-6830" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2021/08/NEWCORCE.jpg" alt="2021コース" width="400" height="272" /></a></p>
<p>新コースは、イングランドの南海岸にあるワイト島カウズ沖のスタートラインから始まります。狭いソレント海峡を通り、イギリス海峡を西に下ってイングランドの南海岸線を辿り、イングランド南西部のコーンウォール半島の先端ランズエンドを回ってケルト海に入ります。ケルト海からはアイルランドの南西海岸沖のファストネットロックを目指し、ファストネットロック灯台を回ってレースは後半戦に突入します。シリー諸島の南を通過するとシェルブールに向けて一直線に走りフィニッシュするというコースです。</p>
<h3><span id="toc3">ファストネットレースのスタート</span></h3>
<p>400艇オーバーのオフショアレース艇が集結する海面でどうやってレースがスタートするのか、それを想像しただけでも凄い様子が思い浮かぶわけですが、明日の8月8日のスタートスケジュールは以下のようになっています。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-6835" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2021/08/STARTTIME.jpg" alt="スタート" width="500" height="222" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2021/08/STARTTIME.jpg 500w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2021/08/STARTTIME-400x178.jpg 400w" sizes="(max-width: 500px) 100vw, 500px" /><br />
スタートは7つのグループに分けて15分置きにスタートします。<br />
スタート10分前に警告信号、4分前に準備信号、1分前に1分前信号、そして1分後にスタートです。<br />
ですから、最初のグループのスタートは8月8日午前11:10と言うことになります。</p>
<p>グループ分けは、基本的にスピードの速い艇のグループからということになります。<br />
2019年大会のスタートの様子がYouTube動画にありましたので、ご紹介しておきます。</p>
<p><iframe loading="lazy" title="YouTube video player" src="https://www.youtube.com/embed/wkoXe3o4p7U" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></p>
<h3><span id="toc4">ファストネットレースのファーストホーム</span></h3>
<p>ファーストホームとは、一番でフィニッシュラインを通過した「一等賞」という意味ですが、このレースの所要時間が大体どのくらいなのかをご紹介してみたいと思います。</p>
<p>先ず、2019年のレースは608マイルのコースで開催され、最も早くフィニッシュラインを通過したのは、オープンマルチハルクラス（多胴艇クラス）の Ultim32/23 というトリマランタイプのレース艇で、記録は1日4時間2分26秒でした。なんと平均速度は21ノットと言うことになります。この Ultim32/23 というクラスは、マキシクラスと呼ばれていてスピードこそ命と言った感じでヨーロッパではとても人気のあるクラスでもあります。</p>
<p><iframe loading="lazy" width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/nCM_aMoTxkQ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe><br />
https://malu-sailing.com/archives/5895</p>
<p>その次に早かったグループがIRC艇で、IRCゼロクラスのVolvo Open 70というタイプの艇です。記録は1日21時間37分7秒。おおよそ２日弱でファストネット灯台を行って帰ってきたわけです。</p>
<p><iframe loading="lazy" width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/lVWjiSyYrgg" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>以下、IMOCA60 の2日1時間32分28秒、CLASS40 の2日11時間13分22秒、MOCRAマルチハルクラスの3日4時間42分9秒などです。</p>
<p>前回の最終ゴール艇はIRC4クラスの ベネト―Oceanis 393 というタイプの艇で8日16時間59分です。<br />
今回の場合、最終ゴールはスタートから10日後あたりになりそうです。</p>
<h2><span id="toc5">ファストネットレース参戦の日本人スキッパーの２人</span></h2>
<p>冒頭でも書いたように、2021年のこのレースには日本人として２人（2艇）が出走します。</p>
<h3><span id="toc6">「貴帆」北田浩さん</span></h3>
<p>北田さんは今やこのレースの常連と言っても過言ではないファストネットレースの第一人者で2017年は今年と同じCLASS40で参戦、更に前回大会の2019年にはヴァンデグローブに参戦したアルノ・ボワッシエールとのダブルハンドでIMOCA60のフォイリング艇で参戦しています。<br />
今年は再びCLASS40の「貴帆」での参戦となり、３度目のこのレースでどんなレースを繰り広げるのか楽しみですね。</p>
<p><iframe loading="lazy" width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/ygxxKTV0twQ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<h3><span id="toc7">「MILAI」鈴木晶友さん</span></h3>
<p>2019年の大西洋横断レースであるミニトランザットを完走したのはまだまだ記憶に新しいところですが、そんな彼がレベルアップして<a href="https://www.globe40.com/">グローブ40世界一周レース</a>に参戦予定で準備を進めていましたが、コロナ禍によりレースは中止となり2022年にリスケジュールされたのをうけて、ファストネットレースのCLASS40クラスで参戦することになりました。</p>
<p><iframe loading="lazy" width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/uHW4Q4udEJ4" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<h2><span id="toc8">最後に&#8230;「スタートの様子がライブ配信されます」</span></h2>
<p>日本時間の8月8日18:30より、ライブストリーミング配信があります。<br />
レースのウェブサイト： <a href="https://www.rolexfastnetrace.com/en">https://www.rolexfastnetrace.com/en</a><br />
RORC YouTube- <a href="https://www.youtube.com/rorcracing">https://www.youtube.com/rorcracing</a><br />
RORC Facebook- <a href="https://www.facebook.com/RoyalOceanRacingClub/">https://www.facebook.com/RoyalOceanRacingClub/</a><br />
400艇超えのオフショアレース艇が海上でスタートする姿を見ることが出来ると思います。</p>
<p>また、レースに関する詳細は<a href="https://www.rolexfastnetrace.com/en/"> FASTNET RACE 2021 ホームページ</a>から見ることができます。</p>
<p>史上最大規模のヨットレースのスタートシーンをお見逃しなく！</p>
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		<title>&#8220;VALSO&#8221; と呼ばれるヴァンデグローブ2020資格取得最終レース</title>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 02 Jul 2020 14:22:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[Vendée Globe 2020-2021]]></category>
		<category><![CDATA[Vendée-Arctique-Les Sables-d'Olonne]]></category>
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		<category><![CDATA[ヴァンデグローブ 2020-2021]]></category>
		<category><![CDATA[ヴァンデ・アークティーク・レサーブルドロンヌ]]></category>
		<category><![CDATA[白石康次郎]]></category>
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					<description><![CDATA[白石康次郎さんが挑戦しようとしている世界一周単独ヨットレースである &#8220;Vendée Globe 2020-2021&#8221; について、コロナ禍の終わりが見えない中、IMOCAより11月8日にスタートする [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>白石康次郎さんが挑戦しようとしている世界一周単独ヨットレースである &#8220;Vendée Globe 2020-2021&#8221; について、コロナ禍の終わりが見えない中、IMOCAより11月8日にスタートすることが発表されました。しかし、そうなると前回の完走者たちはレースへの参加権が既にありますが、それ以外の白石さんを含む参加権の未だないエントリーについては参加資格となるIMOCAが指定する４つのレースで完走する必要があります。しかし、2019年までに2つのレースが終了しており、残るは2020年に行われる2つのレースで参加資格を取得する予定でしたが、新型コロナの影響で2020年のレースが全て中止となっていることから、代替レースの企画が急がれていたわけですが、ついに7月4日に2020年予定の2つのレースを一つにまとめた形で最初で最後のレースがスタートすることになりました。その名も&#8221;Vendée-Arctique-Les Sables-d&#8217;Olonne&#8221;「ヴァンデ・アークティーク・レサーブルドロンヌ」（通称：VOLSO） となって、これまでになかった形での特別開催となっており、無観客の形で開催されます。</p>
<p>そこで今回は、この &#8220;Vendée-Arctique-Les Sables-d&#8217;Olonne&#8221; について書いておきたいと思います。</p>

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</div>
<h2><span id="toc1">Vendée-Arctique-Les Sables-d&#8217;Olonne とは？</span></h2>
<div class="m20-b">ヴァンデ・アークティーク・レサーブルドロンヌ は、本来なら2020年に行われる予定だった2つのヴァンデグローブ参加資格の取得チャンスである、&#8221;The Transat 2020&#8243; と ”New York – Vendée Les Sables d’Olonne 2020&#8243; が新型コロナの影響で中止なったことから、資格を未だ持っていないスキッパーに対して、それらの中止なったレースの代わりに行われる資格取得レースでもあります。<br />
本来は、フランスとアメリカ大陸間の大西洋を横断する往路と復路と言う形で2つのレースが設定されていましたが、コロナが益々拡大しているアメリカへ渡るレースはできないことから、今回のVOLSOではフランスを出たら無寄港で2つのポイントを回って元のスタート地点へ戻る、トライアングルの大西洋無寄港コースとなっています。</div>
<p><a rel="noopener" href="http://vendeearctique.geovoile.com/2020/tracker/?lg=en" target="_blank"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-6211" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/07/BAL_MAP.jpg" alt="コースマップ" width="350" height="288" /></a></p>
<div class="m20-t">今回のコース設定は、北はアイスランド、南はアゾレス諸島と寒暖差の非常に激しいコース設定となっており、本番のヴァンデグローブの練習レース的な要素も含んだ3600マイル（理論マイル数）となっています。</div>
<h2><span id="toc2">6つの国から21艇が出場</span></h2>
<div class="m20-b">このレースには、6つの国籍を持つ21人のスキッパーが参加予定です。そのうち4人は女性スキッパーです。また、21人のうち4人のスキッパー (白石康次郎, Armel Tripon, Isabelle Joschke et Clément Giraud) は、ヴァンデグローブ2020-2021への参加資格を得るためのエントリーとなっています。（参加資格取得には、このレースを完走する必要がある。）</div>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/gWabBzXOKMc" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></div>
<div class="m20-t">我らが日本から参加の白石康次郎さんについては、参加艇の準備に2019年いっぱいまで時間を要したことで、2020年の2つのレースで実践航行と参加資格取得を目指していたわけですが、それが今回の一発勝負となってしまったわけです。</div>
<h2><span id="toc3">ハイスピード化するIMOCA60</span></h2>
<div class="m20-b">世界をシングルハンドで巡る&#8221;Vendée Globe&#8221;では、その技量と艇の安全性を証明する必要があります。また、ハイスピード化するIMOCA60艇における様々な予行演習を踏まえたこのレースは、結果的に&#8221;Vendée Globe 2020&#8243;に出走する全スキッパーが参加します。</div>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-6381" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/07/IMOCA60-1.jpg" alt="IMOCA60" width="400" height="283" /></p>
<p>左右にフォイルを装備するIMOCA60艇は、これまでのレース艇に比べて飛躍的に早いスピードでクルージングします。その速さに適応するためにも、このレースへの参加は非常に重要な意味を持っており、最大30ノット近くのスピードにスキッパーたちは対応する必要があります。<br />
ヴァンデグローブでは、南極海近くの流氷を避けながら進む必要が出てきますが、今回のレースの北側のコース上でも同じようなシチュエーションで流氷に遭遇する可能性もあり、これは本戦のヴァンデグローブを想定したコース設定になっているわけです。</p>
<h2><span id="toc4">白石康次郎さんロリアンからのライブ映像</span></h2>
<p>ヴァンデグローブ2020-2021 に向けて準備を進めていた白石康次郎さんですが、VOLSOに向けた練習等を終え最終調整段階に入っている様子や新艇などの紹介映像が来ていますので、ご紹介します。</p>
<p><center></center></p>
<blockquote class="instagram-media" style="background: #FFF; border: 0; border-radius: 3px; box-shadow: 0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width: 400px; min-width: 250px; padding: 0; width: calc(100% - 2px);" data-instgrm-captioned="" data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/tv/CB5ba06BrQy/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="12">
<div style="padding: 16px;">
<p>&nbsp;</p>
<div style="display: flex; flex-direction: row; align-items: center;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div>
<div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;">
<div style="background-color: #f4f4f4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div>
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</div>
</div>
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<div style="padding-top: 8px;">
<div style="color: #3897f0; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; font-style: normal; font-weight: 550; line-height: 18px;">この投稿をInstagramで見る</div>
</div>
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<div>
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</div>
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<div style="width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div>
<div style="background-color: #f4f4f4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div>
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</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p style="margin: 8px 0 0 0; padding: 0 4px;"><a rel="noopener" style="color: #000; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; font-style: normal; font-weight: normal; line-height: 17px; text-decoration: none; word-wrap: break-word;" href="https://www.instagram.com/tv/CB5ba06BrQy/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" target="_blank">6月26日　ロリアンの港でのライブ中継</a></p>
<p style="color: #c9c8cd; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; line-height: 17px; margin-bottom: 0; margin-top: 8px; overflow: hidden; padding: 8px 0 7px; text-align: center; text-overflow: ellipsis; white-space: nowrap;"><a rel="noopener" style="color: #c9c8cd; font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; font-style: normal; font-weight: normal; line-height: 17px;" href="https://www.instagram.com/helly_hansen_jp/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" target="_blank"> HELLY HANSEN Japan</a>(@helly_hansen_jp)がシェアした投稿 &#8211; <time style="font-family: Arial,sans-serif; font-size: 14px; line-height: 17px;" datetime="2020-06-26T11:53:45+00:00">2020年 6月26日午前4時53分PDT</time></p>
</div>
</blockquote>
<p><script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script></p>
<h2><span id="toc5">最後に&#8230; フランスの時差は-8時間</span></h2>
<p>VALSOのスタート様子などは、フランスの主要放送局などで放送される予定ですが、残念ながら日本では放映予定がありません。しかし、ネットのストリーミングが配信される予定です。<br />
スタート時間は7月4日15時30分でライブストリーミングは15時15分から以下のWebサイトで発信されます。<br />
ウェブサイト： <a rel="noopener" href="https://www.imoca.org/fr" target="_blank">www.imoca.org</a><br />
YouTubeチャンネル：<a rel="noopener" href="https://www.youtube.com/user/imocaTV" target="_blank">@IMOCAGlobeseries</a><br />
Facebookページ：<a rel="noopener" href="https://www.facebook.com/IMOCAGlobeSeries/" target="_blank">@IMOCAGlobeSeries</a><br />
[br num=&#8221;1&#8243;]<br />
日本との時差は日本が8時間進んでいますので、-8時間です。つまり、日本時間では 7月4日23時30分スタートとなります。ストリーミングはその15分前からの配信予定です。<br />
ストリーミングですが、白石さんの様子を見ながら応援したいですね。<br />
[br num=&#8221;1&#8243;]<br />
また、レース状況などは以下のサイトで確認することができます。<br />
<a rel="noopener" href="http://vendeearctique.geovoile.com/2020/tracker/?lg=en" target="_blank"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-6229" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/07/VOLSO.jpg" alt="VOLSO" width="350" height="226" /></a><br />
こちらも是非チェック見てみてください。</p>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://malu-sailing.com/archives/6209/feed</wfw:commentRss>
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		<item>
		<title>「究極クラス」と呼ばれる巨大高速トリマランレーサー</title>
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					<comments>https://malu-sailing.com/archives/5895#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 02 Jun 2020 14:56:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[Brest Atlantiques]]></category>
		<category><![CDATA[Classe Ultime]]></category>
		<category><![CDATA[Route du Rhum]]></category>
		<category><![CDATA[Sunday Times Golden Globe Race]]></category>
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					<description><![CDATA[ヨットはモノハルよりもマルチハルの方がスピードが速くできるということは以前の記事で少し触れたことがありますが、ヨット界最高峰のレースであるアメリカズカップは、まさにそのことを歴史が証明しています。帆船対決に始まり、Jクラ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ヨットはモノハルよりもマルチハルの方がスピードが速くできるということは以前の記事で少し触れたことがありますが、ヨット界最高峰のレースであるアメリカズカップは、まさにそのことを歴史が証明しています。帆船対決に始まり、Jクラス～世界大戦後の12メータークラス～アメリカズカップクラスと呼ばれるスーパーモノハル、そしてモノハル対マルチハル対決となり、2010年の第33回アメリカズカップではついにモンスタートリマラン（水線長90フィート、幅90フィート）が登場し、マルチハルがモノハルに比べて高速で帆走できるということをある意味立証してきました。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/AC33.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5899" alt="アメリカズカップのモンスタートリマラン" width="350" height="250"><br />
さて、このモンスタートリマランですが、実はヨーロッパではアメリカズカップに採用されるかなり以前からヨットでの世界最速を競う場で採用されてきており、その流れがアメリカズカップに及んだわけですが、今もトリマランによる世界最速チャレンジが続いています。</p>
<p>今回は、日本ではあまり取り上げられることの無い巨大トリマランについて、お話をしてみたいと思います。</p>

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</div>
<h2><span id="toc1">トリマランと世界一周最速チャレンジ</span></h2>
<p>トリマランとヨットによる世界一周最速チャレンジは切り離せない関係性があります。それは、トリマランの安定性の高さとスピードの速さからです。</p>
<h3><span id="toc2">ゴールデングローブレース</span></h3>
<p>それは、世界初の単独ヨット世界一周を競う、1968年から1969年に渡って行われた「ゴールデングローブレース」&#8221;Sunday Times Golden Globe Race&#8221; に挑戦したドナルド・クローハーストが用いたヨットがトリマランだったからです。クローハーストは、ヨットの経験が全くないままの挑戦で一躍有名人となったわけですが、この時に彼がトリマランを採用したのには、モノハルよりもスピード面で優位であることが挙げられます。結局、彼のチャレンジは成功はしませんでしたが、当時の人たちは彼の挑戦を無謀だと思いながらも、トリマランの帆走性能の高さ（つまり、速さ）から、彼が世界最速保持者になるのではないかと予測した人も多く居たようです。</p>
<p>クローハーストとゴールデングローブレースについては、昨年（2019年）1月に日本では劇場公開された映画「喜望峰の風に乗せて」で詳しく描かれています。<div id="rinkerid4881" class="yyi-rinker-contents  yyi-rinker-postid-4881 yyi-rinker-img-m yyi-rinker-catid-10 ">
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					</div>
	</div>
</div>
</p>
<p>それほど昔から高い帆走性能を評価されていたトリマランですが、やはり耐候性能（高い波や突風時）に問題があり、しばらくの間は耐候性が高く復元力のあるモノハルクルーザーが世界一の座を多く占めていました。</p>
<h3><span id="toc3">ジュールヴェルヌトロフィー</span></h3>
<p>このチャレンジは、その名の通りフランスの小説家であるジュール・ガブリエル・ヴェルヌ &#8220;Jules Gabriel Verne&#8221; が書き、1873年出版された「八十日間世界一周」&#8221;Le tour du monde en quatre-vingt jours&#8221;/英題では &#8220;Around the World in eighty Days&#8221; という冒険小説が元となっているもので、それに因んでスタートからゴールまでの全てをセーリングで80日以内の最も短い期間でゴールした者に与えられるもので、ヨットの形や大きさ、クルーの人数などの制限は一切なく、トロフィーは記録を更新すると旧保持者から新記録者に継承授与されるという、世界一周の最短記録を狙うスピードトライアルです。</p>
<p><a href="http://www.tropheejulesverne.org/en/"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/8efb912dae7c46fc0e5bbbfc3fd8c788.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5900" alt="ジュールベルヌトロフィー" width="350" height="292"></a><br />
80日以内で世界一周をするという目標を達成するためには、およそ27000マイルを平均速度14ノット以上でセーリングする必要があり、それが達成されたのは1993年のことで、最初にトロフィーを手にしたのは79日6時間15分56秒の記録を残した COMMODORE EXPLORER号（長さ28メートル、全幅13.6メートル、重量は10トン、カタマラン）でしたが、1997年以降はトリマランヨットによる記録更新が続き、現在トロフィーの保持者は2017年に40日23時間30分30秒の記録を持つ IDEC Sport号（長さ31,50 メートル、全幅22,50メートル、排水量18トン）が世界最速の証であるジュールヴェルヌトロフィーを現在（2020年6月現在）も保持しています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/IDEC-Sport.png" class="aligncenter size-full wp-image-5902" alt="IDEC Sport" width="350" height="306"></p>
<p>また、世界最大のトリマランレーサーである SPINDRIFT2号（長さ40メートル、全幅23メートル、重量23トン）が2019年に、この世界一周チャレンジにエントリーしましたが、ラダーの不具合により途中リタイアとなってしまいました。トラブルが無ければ記録更新は確実と言われていただけに非常に残念で次のチャレンジの予定は未定です。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/SpinDrift.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5903" alt="SpinDrift 2" width="350" height="300"></p>
<h2><span id="toc4">大西洋横断の「究極」と呼ばれるクラス</span></h2>
<p>巨大なトリマランのことが日本にはあまり聞こえてこない最大の理由は、主戦場が大西洋であること、そしてヨットの国籍が全てフランスだという2つの大きな理由があります。先にご紹介したジュールヴェルヌトロフィーの挑戦者は世界中どこからでも制限は有りませんが、フランス国籍の巨大トリマランの戦いとなっており、アメリカ、イギリス、イタリアなどのヨットが非常に盛んな国々からのエントリーが無いことが、大きな理由だと言えます。<br />
そんな巨大トリマランクラスですが、フランスではこのクラスのことを &#8220;Classe Ultime&#8221;（究極クラス）と呼んでおり、2014年のルートデュラム &#8220;Route du Rhum&#8221;（大西洋横断シングルハンドヨットレース）から60フィートを超えるマルチハルヨットのことをそう呼ぶようになりました。（それまではマキシマルチハルと一般的には呼んでいたようです。）</p>
<h3><span id="toc5">ルートデュラム</span></h3>
<p>ルートデュラム &#8220;Route du Rhum&#8221; はその名の通り、カリブ海からヨーロッパにラム酒が伝導したルートを辿るヨットレースとして1978年から続く、4年に1度行われる大西洋横断シングルハンドヨットレースでシングルハンドのレースイベントとしては最大規模のものです。直近のレースは2018年に行われ、初回から数えて40周年の第10回目という記念の大会でした。</p>
<p>このレースの特徴は、非常に幅広いカテゴリー（クラス）のヨットが一斉にフランスのサンマロからカリブ海のグアドループに向けスタートするというもので、2018年の大会では6カテゴリーに総勢123艇が集まり、そのうち Classe Ultime には6艇が参加、悪天候などの影響と参加艇には数々のトラブルに見舞われるなどしながらも、4艇が完走しました。</p>
<p>クラス優勝したのは、ジュールヴェルヌトロフィーを保持する IDEC SPORT号で、7日14時間21分47秒でゴール。2位の Macif号（長さ30メートル、全幅21メートル、重量14.5トン）は、トップと7分8秒の僅差でゴールとなりました。</p>
<div class="m30-b">下の動画は優勝した IDEC SPORT号で、新型のジェネカーなどのヘッドセイルを展開するときやセイルのトリミングの際に足の力使ってウインチ操作ができるようにエアロバイクのように自転車そのものがウインチに連動するように据付られており、以下の動画でその様子を見ることができます。</div>
<div class="m30-b">
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/wivsTs2pl4A" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
</div>
<div class="m30-b">僅差でのゴールとなった Macif号の動画です。右舷の中央部付近にダガーボードが見えます。これでポートタックで右舷はフォイリングして浮いた状態で帆走している様子です。こんな大きなヨットでもフォイリングさせることで水の抵抗を最小限にすることで最高40ノット近くのスピードが出るそうです。</div>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/6qj7jngXM5E" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
<h3><span id="toc6">ブレストアトランティクス</span></h3>
<p>Brest Atlantiques は、フランス西部の街ブレストから大西洋を斜めに横断しながら南下し、メキシコのリオに向かい、リオで東に転針し、南アフリカのケープタウンに向かい、ケープタウンからブレストに戻る、14000マイルをダブルハンド（2人のスキッパー）と1人のメディアマンが乗船し、Ultim 32/23クラス（全長32メートル以内、全幅23メートル以内のUltimeトリマラン）の4艇によるノンストップ大西洋横断ヨットレースです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5905" alt="BrestAtlantiques" width="350" height="351" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques.jpg 350w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques-320x320.jpg 320w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 350px) 100vw, 350px" /></p>
<div class="m30-b">このレースで面白い部分としては、メディアマンの存在です。写真、映像（ドローンも含む）、状況を伝える文章などをレース艇から送信することで、レースのストーリーを内側から伝えます。また、メディアマンは2人の共同スキッパーの専属料理人でもあります。但し、ナビゲーションや気象分析、操船の手助けなどは一切できません。メディアマンは、メディアの仕事と料理人としてスキッパーをサポートし、ノンストップレースで最も大切なスキッパーの睡眠時間をより多くとれるようにする役割も果たしています。</div>
<div class="m30-b">
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/JwUxgUc4r00" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
</div>
<div class="m30-b">このレースは、2018年のルートデュラムで多くの Ultimeトリマランが故障や破損をしたことから、以降のレースに参加できない状況が続き、エントリー艇が少なく開催できなかったレースがあったことなどを受けて開催が決定されたものですが、今後定期的な開催が検討されています。</div>
<div class="m30-b">
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/Lnwv0H6HQCY" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
</div>
<h2><span id="toc7">最後に&#8230; Ultim 32/23 の出現で変わるもの</span></h2>
<p>これまでのマキシトリマランは、大型化の一途を辿り、大型化することが記録に結び付くという流れがありました。しかし、大型トリマランもアメリカズカップ艇同様に、あの大型な船体でフォイリングしながら帆走する時代に突入し、大型化よりも強度や安全性に目が向けられるようになってきています。インショアレースのアメリカズカップと大きく異なり、40ノット近くの速度で大き目の波にぶつかるだけで、かなり大きな力がヨットの各部に掛かり、オフショアでは天候や波浪の影響をもろに受けて船体や部品が壊れてしまうということが近年頻発していることから、このマキシトリマランの世界も見直しが必要な時期にきたと言えるわけです。そこで Ultim 32/23 クラスを設定することでトリマランヨットの新規開発、建造を行い、安全性を高めること、そして更にスピードアップしてゆくということを目指しているわけです。<br />
現状4艇しかいない状況ですが、最終的には9艇にまで増える予定が見えているそうで、徐々に新艇が出てくることで、このクラスも華やかになってくること間違いないと思います。</p>
]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>6.5メートルのヨットで大西洋を横断するレース</title>
		<link>https://malu-sailing.com/archives/5855</link>
					<comments>https://malu-sailing.com/archives/5855#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 31 May 2020 12:02:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[CLASSE MINI]]></category>
		<category><![CDATA[Mini 6.5]]></category>
		<category><![CDATA[Mini 6.50]]></category>
		<category><![CDATA[Mini Transat]]></category>
		<category><![CDATA[セイリング]]></category>
		<category><![CDATA[セーリング]]></category>
		<category><![CDATA[セーリングクルーザー]]></category>
		<category><![CDATA[ミニトランサット]]></category>
		<category><![CDATA[ヨット]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットの楽しみ方]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットを楽しむ]]></category>
		<category><![CDATA[レンダー 7500マイル ～少年の夢～ 鈴木晶友 614日間 1万4千キロ 挑戦の航跡]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://malu-sailing.com/?p=5855</guid>

					<description><![CDATA[僕たち夫婦は30フィート以下のヨットには乗ったことが無いのですが、日本におけるセーリングクルーザーの多くは30フィート以下の小型クルーザーが今でも主流です。小さなキャビンに小さなバースは、海版ソロキャンパーと言う感じで、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>僕たち夫婦は30フィート以下のヨットには乗ったことが無いのですが、日本におけるセーリングクルーザーの多くは30フィート以下の小型クルーザーが今でも主流です。小さなキャビンに小さなバースは、海版ソロキャンパーと言う感じで、シングルハンドで航海するには無理が無い大きさとも言えます。そんな小型クルーザーですから、僕たち夫婦のような初心者なら、本来は小さなヨットから徐々にステップアップすべきだったのかもしれません。しかし、僕には小さなヨットは全くイメージできなかったのです。何故なら、小さな船は1級船舶免許を取るときの教習艇だけで、それ以外はダイビングをやっていた頃も含めて、全て大きなボートやヨットだったからです。ですから、最初に経験したヨットが小型ヨットなら、小型ヨットでの楽しみ方を知って、それをイメージしたヨットライフを描いていたかもしれません。</p>
<p>先日、ミニトランサット（6.5ｍの小型クルーザーレーサーで大西洋を横断するヨットレース）のDVDが我家に届いたので、それを見て思ったのは、こういうサイズのヨットも面白そうだなって思ったのです。</p>
<p>そこで今回は、ミニトランサットと、僕たちが見たDVDについてご紹介したいと思います。</p>

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</div>
<h2><span id="toc1">ミニトランサットという大西洋横断ヨットレース</span></h2>
<p>大西洋単独横断ヨットレース「ミニ・トランサット &#8220;Mini Transat&#8221;」は、２年に１度行われる6.5メートルの最小オフショアレーシングヨットを用いてシングルハンドで大西洋を横断するヨットレースです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/MINI-TRANSAT-2019.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5863" alt="" width="300" height="271"><br />
2019年に行われたこのヨットレースは、9月22日にフランス南西部のラ・ロッシェルをスタートし、ラス・パルマス（スペイン領・カナリア諸島）までの1350マイルをを第一レグとし、11月2日スタートの大西洋横断となる第二レグは、マルティニーク島（カリブ海・フランス領）までの2700マイルとなっており、２レグ合計でおよそ4050マイル（7500キロ）を何れもシングルハンドで競うもです。実際にかかる日数は、第1レグが７～10日程度、第2レグは15～20日程度掛かります。風や天候次第で日数は大きく変わりますが合計で約1ヶ月間たった一人、小さなヨットで孤独と戦うレースです。</p>
<h2><span id="toc2">Mini6.50 クラスについて</span></h2>
<p>Class Mini6.5クラスは、将来本格的なオーシャンレーサーになることを目指す登竜門としてのクラスで、オーシャンレーサーとしては最小の全長6.50mヨットですが、非常に厳しいクラスルールが詳細に設けられており、不沈構造や高強度でありながらも高性能なレーシングヨットです。</p>
<p><a href="https://www.classemini.com/"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/CLASSE-MINI.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5864" alt="CLASSE MINI" width="350" height="280"></a><br />
このクラスには、プロダクション艇とプロトタイプ艇の2つの種類があります。<br />
下の動画はプロダクション艇の一例です。プロダクション艇は、通常のクルーザーレーサーで細かなレギュレーションによりサイズ、材質、強度、セイルエリアなどが規定されています。</p>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/yGVu8pN0AQ4" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div>
<p>基本的な仕様は以下の通りです。<br />
全長 6.50ｍ、最大幅 3.0ｍ、ドラフト 1.60ｍ、最大重量920Kgとなっています。<br />
セイルエリアは、メインセイル 24sqm、ジェノア 17sqm、コード５ 38sqm、スピネーカー 81sqm となっています。<br />
<img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/pogo3.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5859" alt="Mini6.50" width="350" height="337"></p>
<p>こちらはプロトタイプ艇の一例です。プロトタイプは、フォイリングやウイングセイルなど、最新技術が投入された艇で、IMOCA60クラスのミニ版とも言える艇種となっています。基本的な不沈構造などのレギュレーションは変わりません。</p>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/fY9IRxXTBZo" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div>
<p><a href="https://www.arkema.com/en/arkema-group/sponsoring/arkema-sailing/mini-6-50-prototype/"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/ARKEMA3.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5860" alt="Mini6.50 ARKEMA3" width="350" height="324"></a></p>
<h2><span id="toc3">ミニトランサット挑戦の全記録DVD</span></h2>
<p>ドキュメント映画「レンダー 7500マイル ～少年の夢～ 鈴木晶友 614日間 1万4千キロ 挑戦の航跡」が発売され、ミニトランサットへの挑戦の記録映画となっています。映画では、鈴木選手のプロフィール紹介から、艇の購入、艤装、練習、予選とも言える参加資格取得のためのレース参加、そして本戦となるミニトランサット2019での様子などが収録されています。</p>
<p>映画化に向けてのクラウドファンディングの案内動画です。</p>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/EMSpmRg0Ap8" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div>
<p>こちらは映画予告動画になります。</p>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" width="400" height="225" src="https://www.youtube.com/embed/pAYlIZKgdlc" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></div>
<div id="rinkerid5861" class="yyi-rinker-contents  yyi-rinker-postid-5861 yyi-rinker-img-m yyi-rinker-catid-10 ">
	<div class="yyi-rinker-box">
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					</div>
	</div>
</div>

<h2><span id="toc4">最後に&#8230;</span></h2>
<p>こういうレースの情報は、専門誌やヨット界向けのwebでは紹介されていますが、興味がある人しか理解できない内容になっており、なかなか一般の人には理解し難い状態です。しかし、この鈴木選手のDVDリリースは、非常に解り易く、日本では非常に稀な映像だと思います。<br />
世界的オーシャンセーラーである白石康次郎さんの活動すら、日本ではなかなか紹介されませんし、動画でも彼の様子を紹介しているものは非常に少ないです。そう言った意味で、今回のこの鈴木選手のミニトランサット挑戦映像は、非常に貴重なドキュメント映像だと思いますし、是非いろいろな人に見て頂きたいものです。特に次の世代である子供たちにも見てもらいたい作品だと思いました。</p>
<p>尚、鈴木選手の挑戦の様子は、<a href="https://www.youtube.com/user/masatomoszk">YouTube（Masa Suzuki チャンネル）</a>でも多くの映像がアップされています。是非こちらもご覧頂きたいと思います。</p>
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		<title>総額2億ドル、J-Class スーパーヨットのアクシデント</title>
		<link>https://malu-sailing.com/archives/5614</link>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 20 May 2020 13:41:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[Endeavour]]></category>
		<category><![CDATA[J CLASS ASSOCIATION]]></category>
		<category><![CDATA[J-Class]]></category>
		<category><![CDATA[J-Classヨット]]></category>
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					<description><![CDATA[このブログでいつかは、僕の憧れる「J-Classヨット」のことについて取り上げたいと考えていたところ、今年の3月、時は正にコロナ禍のロックダウン直前に行われたスーパーヨットの祭典である「スーパヨットチャレンジ アンティグ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>このブログでいつかは、僕の憧れる「J-Classヨット」のことについて取り上げたいと考えていたところ、今年の3月、時は正にコロナ禍のロックダウン直前に行われたスーパーヨットの祭典である「スーパヨットチャレンジ アンティグア」&#8221;Superyacht Challenge Antigua&#8221; に初めてJ-Classシリーズレースとして参加したJ-Classヨットですが、レース初日のスタート直前の1分40秒前、スタート争いをする中で、いよいよスタートラインへ向かおうとしたそのときに衝突事故が起きてしまい、J-Classヨット５艇が参加のうち事故を起こした２艇が早々とリタイアするというハプニングが起きてしまいました。</p>
<p>J-Classヨットと言えば、建造費は１艇あたり１億ドルを下らないと言われるクラッシックデザインのスーパーレーシングヨットですが、そのヨット同士が衝突してしまったわけですから合計2億ドル（日本円にしておよそ200億円超）という驚きの金額の衝突で &#8220;J CLASS ASSOCIATION&#8221; 発足以来、同レース史上初めての大きなアクシデントとなってしまいました。</p>
<div class="m30-b">先ずは、その事故の様子がYouTubeにアップされていますのでご覧ください。</div>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/u-Grv_euVv4" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
<div class="m30-t">ポートタックでぶつかって行ったのが Svea号(43.6m) で、スターボードタックでSvea号に乗り上げられたのが Topaz号(42.6m)です。Svea号は Topaz号をぎりぎりかわそうとポートタックながらも回避行動をとらずに直進していたところ、Svea号が急にラフしたことで急減速し、Topaz号もあのタイミングでは舵を仮に切ったとしても間に合わず衝突してしまったようです。この動画を撮っていた同じJ-Classヨットの Velsheda号もSvea号に並走し、追い越し風下優先からポート側へ舵を緩やかに切り始めてタックする体制に入っていたこともあって、Svea号は逃げ場を失い、直進して2艇の隙間をギリギリ抜けてゆく走りであったように見えます。Topaz号があそこで急にラフして急減速さえしなければ、そのまま走り抜けて何とか衝突しなかったかもしれないというように見えますね。</div>
<p>&#8230;ということで、今回はこのJ-ClassヨットのアクシデントとJ-Class についてお話をしてみたいと思います。</p>

<div class="wc-shortcodes-row wc-shortcodes-item wc-shortcodes-clearfix">
<div class="wc-shortcodes-column wc-shortcodes-content wc-shortcodes-one-half wc-shortcodes-column-first "></div>
<div class="wc-shortcodes-column wc-shortcodes-content wc-shortcodes-one-half wc-shortcodes-column-last "></div>
</div>
<h2><span id="toc1">J-Classヨット、Svea号とTopaz号の衝突</span></h2>
<div class="m30-b">冒頭で書いたJ-Classヨットの衝突の続きからですが、Svea号はTopaz号に乗り上げる形で衝突し、2人のクルーが負傷、1人はSvea号の船首で船外に押し出され、肋骨を4本折る重傷、もう1人はTopaz号のランナーテールがぶつかったそうです。</div>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" style="border: none; overflow: hidden" src="https://www.facebook.com/plugins/video.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Faurelio.alvarez.146%2Fvideos%2F1501596166661598%2F&#038;show_text=0&#038;width=560" width="400" height="225" frameborder="0" scrolling="no" allowfullscreen></iframe></div>
<div class="m30-t">Topaz号は、ポートランナーウインチが引き裂かれ、ブームは折れ、バックステーは大きな負荷により壊れ、後方ポート側のガンネルは損傷し、衝突の衝撃によりマストには極端な荷重が掛かりマストのチェックも必要な状態となったようです。Svea号は、主に船首側船底に重篤なダメージを受けたとのことです。</div>
<div class="m30-t">
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" style="border: none; overflow: hidden" src="https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fphoto.php%3Ffbid%3D1501595989994949%26set%3Da.114755015345727%26type%3D3&#038;width=500" width="350" height="351" frameborder="0" scrolling="no"></iframe></div>
</div>
<h2><span id="toc2">J-Classヨット最新艇 &#8220;JS1 Svea&#8221;号</span></h2>
<div class="m30-b">Svea号は、10艇あるJ-Classヨットの中で最も新しく2017年に進水した、Jクラスの流れとマキシグランプリヨットのテクノロジーを併せ持ったヨットです。また、アメリカズカップ艇として設計された史上最大のJ-Classヨットでもあります。<br />
<img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/SVEA.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5638" alt="Svea" width="350" height="252"><br />
Svea号の特徴は、大径の半分はデッキの下に沈み込んだステアリングホイールで、ヘルムスマンは座っていてもテルテールを見ながらヘルムをとることが出来ます。デッキレイアウトはメインセイル、ジェノア、ランニングバックステイが全てヘルムスマンより前でコントロールされる現代的なコックピット配置になっています。</div>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/b61db39501e3fd3c57e472db5bc6de83.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5639" alt="Sveaステアリング" width="350" height="247"></p>
<div class="m30-b">1937年スウェーデンの Tore Holm により設計されましたが、ヨットは建造されることはありませんでした。Tore Holm の図面はヨット歴史家である John Lammerts van Beuren によって発見されました。現在、このヨットは143フィート（43.6m）の最長のJ-Classヨットです。</div>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/a399f9bb82e357a064925970c2a432e9.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5640" alt="Sveaバウ側" width="350" height="244"><br />
<img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/19a448012e03800f7973bbd96d88128c.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5641" alt="Sveaメインサロン" width="350" height="223"><br />
<img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/660a42bb3ea279d22afeacb9974032b0.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5642" alt="Svea機関室" width="350" height="242"><br />
<img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/71992605e9951cda773546efab91fe15.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5645" alt="Svea後ろより" width="350" height="224"></p>
<h2><span id="toc3">水線長が最長デザイン &#8220;J8 Topaz&#8221;号</span></h2>
<div class="m30-b">Topaz号はSvea号の次に新しい新造のJ-Classヨットで2015年に進水しました。オランダのHolland Jachtbouwにより建造されました。外観デザインとエンジニアリングは、Hoek Designによるもので、 豪華なインテリアはRhoades Youngによって設計されました。プライベートカスタムヨットとして造船されたため、内部の様子などは残念ながら公表されていません。</div>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/TOPAZ.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5647" alt="TOPAZ" width="350" height="211"></p>
<div class="m30-b">J8は未建造で1935年にFrank C. Paineにより設計されました。Frank C. Paineは以前、1930年にJ-Classヨット&#8221;Yankee&#8221;、も設計しています。（建造済み）設計当初は名前が無く&#8221;J8&#8243;と呼ばれていましたが、オールラウンドで優れたパフォーマンスを発揮する設計で、J-Classヨットとして設計された中では最長の水線長を持つJ-Classヨットで、キールのアスペクト比が最も高く、セールエリアと排水量とのトレードオフとして、延長された喫水線の長さに対してペナルティを取るほうがよいという計算でデザインされていました。</div>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/2f28c2a0943d1aba564e0e02e719f633.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5648" alt="TOPAZレイアウト" width="350" height="227"><br />
<img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/326dedf19e72aaa1782f4c2ea408a1a9.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5649" alt="TOPAZ空撮" width="350" height="243"><br />
<img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/1191978db45227ee12b5119be8016efb.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5650" alt="TOPAZコックピット" width="350" height="256"><br />
<img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/05/74cdd404f919155935db834b50e40573.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5651" alt="TOPAZ後ろから" width="350" height="260"></p>
<h2><span id="toc4">最後に&#8230; J-Classヨットについて</span></h2>
<p>今回、衝突した2艇は、現在10艇ある J-Classヨットのうち、最も新しく建造された２艇ですが、J-Classヨットは、レストアされたもの、またはアメリカズカップ艇として計画され建造されたことがあるか、または図面が残っている物のみ再建造できるというルールになっています。（ハルデザインは基本的に変えることができません）<br />
J-Classヨットは、1925年に定められた国際ユニバーサルルールのA～Jのクラスの中で最も大きなヨットです。（A～Hはマルチハル、Iは設定なし、S～Jがモノハル）Jクラスが注目を浴びるようになったのは、1930年のアメリカズカップからユニバーサルルールが初めて採用されるようになったことです。それまでのアメリカズカップでは、防衛艇、挑戦艇の双方合意のもと水線長とセールエリアでハンデキャップのレーティングが設定されました。しかし、防衛側主催のレースは必ずしもイコールコンディションではなく、特に挑戦艇は遠路はるばる自走での回航がルールだったことから、明らかに挑戦艇不利となっていました。そこで、1930年のアメリカズカップからはJクラスを採用し、アメリカズカップ史上初のスクラッチ形式のレースが実現したわけです。そのような歴史のあるJ-Classヨットですが、第二次世界大戦によるアメリカズカップの中断、徴用や解体により姿を消してしまいましたが、リプトン卿の&#8221;Shamrock V&#8221;号のみが改造されて地中海で使用されていた以外は、&#8221;Endeavour&#8221;号がワイト島で、&#8221;Velsheda&#8221;号はサウサンプトン近くで放棄されていたのを1980年代に発見、救出、レストアされ、&#8221;Endeavour&#8221;号のレストアに触発された&#8221;Shamrock V&#8221;も往時の姿にレストアされたことで、英国にあった3艇のJ-Classヨットが最初に蘇ったわけです。その後、この3艇が2001年にイギリスのワイト島で開催されたカウズウィークで勢揃いしたことをきっかけに前年に設立されたJ-Class Assosiationの活動が盛んになり、現存3艇に加えレプリカ４艇が建造されJ-Classレガッタがスタートし、現在に至るわけです。</p>
<div class="m30-b">
https://malu-sailing.com/archives/243</p>
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		<item>
		<title>3つの世界初ヨット単独世界一周の記録</title>
		<link>https://malu-sailing.com/archives/4847</link>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 22 Apr 2020 13:40:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
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		<category><![CDATA[単独世界一周]]></category>
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					<description><![CDATA[昨年、世界初の単独無寄港世界一周ヨットレースである「ゴールデン・グローブレース」を題材にした「喜望峰の風に乗せて」という映画が公開され、 ヨットファンなら誰しも興味を持ったと思います。 この映画の主人公は、このレース唯一 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>昨年、世界初の単独無寄港世界一周ヨットレースである「ゴールデン・グローブレース」を題材にした「喜望峰の風に乗せて」という映画が公開され、 ヨットファンなら誰しも興味を持ったと思います。</p>
<p>この映画の主人公は、このレース唯一の完走者であるロビン・ノックス－ジョンソンではなく、スタート期限の最後の最後にスタートし、断トツの速さでゴールする筈だった&#8230; ドナルド・クローハーストの謎の失踪までの事についてが描かれています。<br />
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<br />
このレースには、９人の屈強なセーラーが名乗りをあげ、最後にヨットの経験も無い電気技師のクローハーストがスタートの期限ぎりぎりになって出走します。殆どの挑戦者がアフリカ南端の喜望峰をまわることができず、6選手はリタイアしてしまいます。残る4選手は、優勝したロビン・ノックス-ジョンストン、イギリス人のナイジェル・テトレイ、フランス人のベルナール・モアテシエ、そしてクローハーストでした。テトレイは残念ながらゴール直前の残り800マイルで船体が壊れて分解してしまい沈没、救助されリタイアとレースの過酷さがうかがえます。また、モアテシエは地球を一周まわり大西洋に戻ってくると再び喜望峰へ向け進路を変え「単独無寄港世界2周目」に向うという不思議な行動に出ます。その後、彼はタヒチのパペーテまで到達し「単独無寄港世界1周半」その距離は37455マイルを達成しました。そして、残されたクローハーストは、謎の失踪という結末でゴールすることは有りませんでした。<br />
世界初の単独無寄港世界一周レースはこのような結末で事実上の大失敗に終わり、その後、世界一周のレース熱は冷め、1982年まで姿を消すことになります。</p>
<p>そんなヨットの単独世界一周ですが、実はヨットの単独世界一周記録には複数の記録があります。</p>
<p>そこで今回は、3つの世界初ヨット単独（シングルハンド）世界一周の記録をご紹介します。</p>

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<h2><span id="toc1">無寄港、西回り、東回り</span></h2>
<p>ヨットの単独世界一周記録には、単独無寄港と途中寄港があり、西回りまたは東回りの3つの記録が存在します。シングルハンドで長距離を帆走するだけでも素晴らしいことですが、昔はGPSなどのナビゲーション機器も無い中、自分で天測しながら正しい自分の位置を把握し、荒れる海を一人で乗り越えて行くなんて、現代では考えられない苦労がそこにはあったことは容易に想像できます。</p>
<h2><span id="toc2">単独世界周航（西回り）</span></h2>
<p>ヨットで世界初の単独世界一周を世界で初めて成し遂げたのは、ジョシュア・スローカム &#8220;Joshua Slocum&#8221; です。<br />
36フィートのケッチ型ヨットであるスプレー号で1895年4月24日にボストン港を出発、3年2か月後の1898年6月20日にロードアイランドのニューポート戻るまでの45000マイルの間、世界各地に寄港し、シングルハンドでクルーズしました。<br />
スローカムは、船乗りの血を受け継ぎ12歳で漁船に乗り始め、18歳で二等航海士となり、後に船長としてサケ漁の遠征やオホーツク海、メキシコ、北太平洋横断など数々の航海経験を積みます。船乗りとして以外にも、ボートの設計や造船、ブラジルからサウスカロライナまでの5510マイルを無甲板船で完走した偉業もある人物です。<br />
彼の単独世界一周は、レースなどのような速さや時間を気にすることなく、のんびり周遊したものですが、途中の海では大変な苦労と冒険があった筈です。その様子は、自身が書いた「スプレー号世界周航記」に記されています。<br />
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</p>
<h2><span id="toc3">単独世界周航（東回り）</span></h2>
<p>単独世界一周の周航記録には、もう一つの世界記録があります。東回りでオーストラリアのシドニーに一度だけ寄港し、単独世界一周を成し遂げた、フランシス・チチェスター &#8220;Francis Chichester&#8221; です。<br />
彼は元飛行士でバート・ヒンクラーの持つイギリス-オーストラリア間の単独飛行記録を破ろうと挑戦したり、戦時には空軍パイロットに志願しますが、年齢と視力の問題で戦闘機に乗ることは叶いませんでした。しかし、彼は天測航法などをマニュアル化し軍に貢献します。<br />
その後、ヨットマンとなった彼は1960年に行われた第1回のオブザーバー・シングルハンド大西洋横断レース &#8220;Observer Single-handed Trans-Atlantic Race&#8221; で優勝、その4年後に行われた第2回レースでも２位という好成績を収めます。<br />
その後、チチェスターは19世紀の商業帆船全盛期のクリッパー・ルートによる世界一周を、より小さなヨットを使って最も速く世界一周をしたいと考え、 高速クリッパー船によるシドニーまでの100日間の記録を上回ることを目標に掲げ、1966年8月27日にイングランドのプリマスを53フィート（16 m）のケッチ型ヨット&#8221;Gipsy Moth IV&#8221;で出航し107日間でシドニーまで完走します。シドニーに48日間滞在した後、119日間かけてホーン岬経由で帰還し、226日間29600マイルを走破し、1967年5月28日にその挑戦を終えました。<br />
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</p>
<h2><span id="toc4">単独無寄港</span></h2>
<p>単独世界一周を「無寄港」で達成したのは、1968年に行われたゴールデングローブ世界一周ヨットレース &#8220;Golden Globe Race&#8221; で唯一ゴールすることができた ロビン・ノックス-ジョンストン &#8220;Robin Knox-Johnston&#8221; のスハイリ &#8220;Suhaili&#8221; 号です。<br />
このレースは、チチェスターの西回り周航記録に触発された5人のセーラーが単独無寄港世界一周を計画していたのを契機に、イギリスのサンデータイムズ誌がスポンサーとなりゴールデングローブレースという名称で企画され、優勝者には賞金として5000ポンドが授与される賞金レースでした。<br />
レースはイギリス南部の港町ファルマスをスタートし、大西洋を南下し喜望峰をまわって南氷洋を回って世界一周し、南米大陸南端のホーン岬を越えて大西洋に戻り、スタートの地であるファルマスへ戻るというもので、スタートは6月1日から10月31日までの期限内であればいつでもよく、勝敗は世界一周に掛かった日数で決まるというものでした。ジョンストンの記録は313日で、他にゴールするものが無かったことから、彼が勝者となりました。<br />
このレースは、現在でも行われている&#8221;Vendée Globe&#8221;のルーツとも言えるものです。<br />
ジョンストンのレースの様子は、スハイリ号の孤独な冒険という彼の著書で見ることができます。<br />
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</p>
<h2><span id="toc5">最後に&#8230;</span></h2>
<p>世界一周と言っても、大西洋を南下してアフリカと南米大陸の南側から南緯40度線上の南氷洋近くをぐるりと回りますから、本当のところは世界を一周しているわけではありません。クリッパー・ルートと呼ばれる偏西風を利用した帆船航路をトレースしており、実際にはアジアや太平洋などには行っていませんから世界一周と言うのは本来での意味では少し違和感があります。しかし、この南緯40度線上の南氷洋は、吠える40度と言われているほど海が大変荒れることで有名で、更に流氷との衝突の危険もあります。つまり、このコースを用いた世界一周レースはアドベンチャーレースの要素が色濃く、現代の単独無寄港世界一周レース&#8221;Vendée Globe&#8221;だということです。単独世界一周レースは現在ではこのレースだけになってしまいました。<br />
現代ではシングルハンドではない代わりに、本当の意味での世界を周航するレースとして、世界最大級のヨットレースである &#8220;THE OCEAN RACE&#8221;（以前の&#8221;VOLVO OCEAN RACE&#8221;）が本当の意味での世界一周レースとして今も継続されています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/SLOCUM.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-4879" alt="SLOCUM" width="300" height="254"><br />
時間と速さを競うヨットレースも迫力がありますが、僕はスローカム船長の単独世界周航がやはり本当の意味での世界初単独世界一周ではないかと思っています。</p>
<div id="rinkerid4639" class="yyi-rinker-contents  yyi-rinker-postid-4639 yyi-rinker-img-m yyi-rinker-catid-10 ">
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		<title>ヴァンデ・グローブとソーシャル・ディスタンス：白石康次郎さんの現在</title>
		<link>https://malu-sailing.com/archives/4825</link>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 21 Apr 2020 02:41:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[Stay Home]]></category>
		<category><![CDATA[VENDÉE GLOBE]]></category>
		<category><![CDATA[セイリング]]></category>
		<category><![CDATA[セーリング]]></category>
		<category><![CDATA[セーリングクルーザー]]></category>
		<category><![CDATA[ヨット]]></category>
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		<category><![CDATA[ヨットのある暮らし]]></category>
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		<category><![CDATA[ヨットを楽しむ]]></category>
		<category><![CDATA[白石康次郎]]></category>
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					<description><![CDATA[世界一過酷で孤独な世界一周ヨットレースと言われる&#8221;Vendee Globe 2020-2021&#8243; に参加を表明している白石康次郎さんですが、世界的な新型コロナウイルス感染症の広がりをうけ、特に欧米 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>世界一過酷で孤独な世界一周ヨットレースと言われる&#8221;Vendee Globe 2020-2021&#8243; に参加を表明している白石康次郎さんですが、世界的な新型コロナウイルス感染症の広がりをうけ、特に欧米の感染拡大が止まらない中、彼は今どうしているというヨットファンやマスコミなどからの問い合わせが多数あったことを受け、4月20日に彼の<a href="https://kojiro.jp/news/topics/message/">ホームページ</a>において現在の状況など報告するコメントを発表しました。</p>
<p><a href="https://kojiro.jp/news/topics/message/"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/f04a8fde70d9aca0b4c0210406dc4c61.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-4839" alt="白石康次郎さんコメント" width="400" height="355"></a><br />
今回は、この白石康次郎さんのコメントをもとに &#8220;Vendee Globe 2020-2021&#8221; 関連の現在の状況等をお知らせしたいと思います。</p>

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</div>
<h2><span id="toc1">白石康次郎さんの現在の状況</span></h2>
<p>DMG森精機のセーリングチームとして&#8221;Vendee Globe 2020-2021&#8243;への参戦を表明している白石さんは、昨年の9月にレース参戦用の最新型の新艇が進水し、フランスやポルトガル海域で同艇のシェイクダウンやトレーニングを進めてきました。<br />
日本の海では未だ港を閉鎖するなどの措置はとられていませんが、白石さんがトレーニング地としていた、ポルトガル（カスカイス）やフランス（ロリアン）は共に港が閉鎖となり、更にフランスは外出禁止措置がとられていることもあり、セーリングができない状況となったことから、白石さんは現在、帰国して一人でトレーニングをされているそうです。</p>
<h2><span id="toc2">予選レースへの参加はどうなる？</span></h2>
<p>白石さんの場合、前回の&#8221;Vendee Globe 2016-2017&#8243;を残念ながらトラブルによりリタイアしていることから&#8221;Vendee Globe 2020-2021&#8243;への参加要件を未だクリアできていないことがあります。要件である「5つのレースうちの1つを完走する」<span style="font-size: small">（</span><span style="font-size: small">5</span><span style="font-size: small">つのレースの詳細については</span><span style="font-size: small"><strong><a href="https://malu-sailing.com/archives/3733">こちら</a></strong></span><span style="font-size: small">で説明しています。）</span>条件をクリアするために、大西洋を横断する2つのレースへの参加が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、今年の5月10日から開催予定だった&#8221;The Transat 2020”は開催延期等が発表され、6月16日から開催予定の&#8221;NewYork-Vandee Les Sables d&#8217;Olonne 2020&#8243; も延期を表明しています。</p>
<p><a href="https://www.thetransat.com/"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/TSCIC2020.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-4829" alt="THE TRANSAT CIC: ALL OPTIONS UNDER CONSIDERATION" width="400" height="405" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/TSCIC2020.jpg 400w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/TSCIC2020-395x400.jpg 395w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/TSCIC2020-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 400px) 100vw, 400px" /></a><br />
<a href="https://www.imoca.org/en/news/news/confined-sailors"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/RD2020.png" class="aligncenter size-full wp-image-4830" alt="NewYork-Vandee Les Sables d’Olonne 2020" width="400" height="426" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/RD2020.png 400w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/RD2020-376x400.png 376w" sizes="(max-width: 400px) 100vw, 400px" /></a></p>
<h2><span id="toc3">Vendee Globe 2020-2021 の開催は？</span></h2>
<p>4月16日のVendee Globe 2020-2021 プレスリリースによると、4月13日に行われたフランス・マクロン大統領の演説で、7月半ばから回復傾向になるとの見通しを示唆したことをうけ、11月8日スタートを目標に準備を継続するとの発表がありました。</p>
<p><a href="https://www.vendeeglobe.org/en/news/19655/the-vendee-globe-remains-on-course"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/VG-press.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-4832" alt="プレスリリース" width="400" height="495" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/VG-press.jpg 400w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/04/VG-press-323x400.jpg 323w" sizes="(max-width: 400px) 100vw, 400px" /></a><br />
また、上でも触れましたが、参加資格要件となる予選レースについて、IMOCAは11月8日のスタートに向けて、どのように設定するかの検討を進めているようです。</p>
<h2><span id="toc4">最後に&#8230; &#8220;Stay Home&#8221;で1人1人が戦おう！</span></h2>
<p>白石康次郎さんが挑戦する&#8221;Vendee Globe&#8221;は、究極の孤独と恐怖と戦うヨットレースと言っても過言ではありません。海に囲まれ苦難な状況の中でも彼は孤独を感じたことは無いと言います。それは、「夢があり、希望があり、仲間で作り上げた愛艇があり、良きライバルがいて、そして港には愛する家族や仲間が待っている。だから孤独など感じることはできない。燃えている！」と彼は言います。<br />
今の状況は、私たちにとって、未だかつて経験したことの無い、とても不思議でそして自由が制限され、何となく窮屈な状況であると思います。医療等の最前線の現場に居る人やその関係者、また生活インフラを支えいて頂いている方々以外は、未だあまり強い危機感も持っておらず、とても不思議などうしたら良いか解らない状態であるとも思います。しかし、家で独り孤独に打ち勝つということでは無く、元の自由な状態を取り戻すために、それは仲間とセーリングをしたり、酒を酌み交わしたり、家族と楽しむためには、今、孤独と戦う必要がある、白石さん流の言葉を借りれば、燃えて立ち向かわなければならない時期なのです。</p>
<p>世界中のトップセイラーが陸に上がり、この危機を乗り越えようとしてしている今、私たち一般のヨットマンもソーシャルディスタンスを意識し<span class="red b">&#8220;Stay Home&#8221;</span>で１人１人がこの感染症と戦い、少しでも早く元の自由な生活を取り戻せるようにしたいものです。</p>
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		<item>
		<title>日本最大級のヨットレース タモリカップ閉幕の理由</title>
		<link>https://malu-sailing.com/archives/3878</link>
					<comments>https://malu-sailing.com/archives/3878#comments</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 22 Sep 2019 12:45:11 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[セイリング]]></category>
		<category><![CDATA[セーリング]]></category>
		<category><![CDATA[タモリカップ]]></category>
		<category><![CDATA[ヨット]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットが好きな人とつながりたい]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットを楽しむ]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットイベント]]></category>
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					<description><![CDATA[毎年、僕たち夫婦はタモリカップに参加している時期ですが、残念ながら今年春の閉幕宣言で10年間の歴史に幕をを閉じてしまいました。 昨年の横浜大会に参加した際、翌年（2019年度）の横浜大会はやらないという話を大会関係者から [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>毎年、僕たち夫婦はタモリカップに参加している時期ですが、残念ながら今年春の閉幕宣言で10年間の歴史に幕をを閉じてしまいました。</p>
<p>昨年の横浜大会に参加した際、翌年（2019年度）の横浜大会はやらないという話を大会関係者から漏れ聞いていたので、てっきり横浜ベイサイドマリーナ地域の再開発絡みで別の場所でやるという事なのかと当時は思っていました。何処か代替地か今までやったことの無い地域での開催を検討しているものだと思っていましたが、そのようなインドメーションは全く無く、今年4月に突然の閉幕宣言が<a href="https://tamoricup.com/">タモリカップ・ホームページ</a>で発信され、その希望も無くなってしまいました。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/tamoricupowari.jpg" alt="タモリカップ閉幕" width="300" height="300" class="aligncenter size-full wp-image-3886" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/tamoricupowari.jpg 300w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/tamoricupowari-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/tamoricupowari-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/tamoricupowari-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>我が家がヨットを本格的にやるキッカケも、タモリカップの存在が非常に大きかったと思います。マリーナ主催のヨットレースとは規模が全く違い、まさに夏の終わりの風物詩的なお祭り騒ぎということで、日本にもこんなに楽しいヨットイベントがあるんだったら、日本のヨット界も捨てたもんじゃないなと思いヨットの世界に本格的に足を踏み入れたと言っても過言ではありません。</p>
<p>閉幕宣言があったものの、まだ信じることができない気持ちがあり、タモリさんのことだから、また何か姿を変えてやってくれるのではないかという、諦めの悪い憶測もしていましたが、今年6月下旬に「週刊女性PRIME」の発信でその真相が伝えられ、その内容を見て、なかなかそれも難しいということを正直感じました。<br />
<span style="font-size: small;"><a href="https://www.jprime.jp/articles/-/15451?page=2">タモリ、毎年主催していたヨットレース大会が突然の閉幕！ 本人が語ったその理由　[週刊女性PRIME]</a></span></p>
<p>そこで、今回はタモリカップ閉幕の真相から感じたことをまとめてみたいと思います。</p>

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</div>
<h2><span id="toc1">タモリさんの気持ち</span></h2>
<p>記事中では「フジテレビプロデューサーの金井尚史氏の存在」として書かれていますが、ヨット仲間にあり親友の金井氏を亡くしてしまったタモリさんの心のダメージは大きかった。</p>
<p>金井氏とタモリさんの出会いは1990年から2005年にニッポン放送で放送されたバラエティーラジオ番組「<a href="https://youtu.be/D_k84SwbZ5k">タモリ週刊ダイナマイク</a>」と言われており、金井氏がまだラジオ番組ディレクターの頃だったそうです。二人はこの仕事をキッカケに意気投合し、その後は家族ぐるみのお付き合いになっていったそうです。当時タモリさんがヨット好きだと知って金井氏は内緒で小型船舶1級免許を取り、タモリさんを驚かせたりするほどで、タモリさん所有のヨットを金井氏に売り渡すなど、タモリさんにとって金井氏はヨット仲間であり大親友だったことが伺い知れます。</p>
<p>金井氏をヨットの世界に引き込んだのはタモリさんです。そんな彼と沼津のヨットレース（タモリさんの愛艇が係留してあった地域のヨットレース）に一緒に参加しているときに、今のヨット界は元気が無いから、何かヨット界を元気づけることをしたいね&#8230;なんて話をしたんでしょう。それが、沼津での最初のタモリカップにつながったと言えます。地元では定例のレースだった中にタモリさんが参加する回だけをタモリカップと言うようになったと言われていますが、そこにはタモリさんが参加することでいろいろとご迷惑をお掛けしているのではないかと、そのお礼の意味もあってバーキュー大会をタモリさんがするようになったのが発端だったと言われています。</p>
<p>この話が徐々に広がり、沼津にヨットが集まるようになったことから、タモリさんと金井さんは、この流れをヨット界を元気づけるイベントに成長させようと考えたのだと思います。沼津時代はタモリさんも自分のヨットで参加していたようですが、沼津から会場が横浜に移ってからは、タモリさんは盛り上げ役に徹して、自分がレースを楽しむことはありませんでした。当然、それは親友である金井さんも同じことで、大会運営に徹したわけです。</p>
<p>ですから、金井さんを失ったタモリさんとしては、金井さんの居ない中でのタモリカップの継続は、本意ではなかったと思います。記事の中でも、もう止めようという話があったと書かれているように、金井さんの居ない中での大会実施は、タモリさんにとってとても辛いものだったのでしょう。実際に参加して2017年大会でのタモリさんの様子は、今考えれば憔悴しきっていたのではないかと思えるほど、体調不良でそれまでのタモリさんのノリが無かった年でした。たまたま本当に体調不良だったのかもしれませんが、その裏側には、タモリカップを共に作り上げてきた金井さんを失ったという心の支柱を失ってしまったからこそ、体調不良になってしまったのではないかと思います。</p>
<h2><span id="toc2">大会運営の大変さ</span></h2>
<p>規模が大きくなれば多額の費用だけでなく大会運営組織も大きくなります。大会資金の調達だけでなく大会全体のマネージメントも必要になります。こうなると単なる遊びの延長線というわけにはいきません。実際にタモリカップに参加された方ならご存知だと思いますが、近年のタモリカップの規模を考えるとレースやバーベキュー大会への参加費だけでは到底賄いきれない程の内容であることは、参加した誰もが解っていたことだとおもいます。大型ステージに本格的な音響機材、2000人分のテーブルや椅子、海上には本部船やレースを管理するボートの数々&#8230;。最後の横浜大会では181艇のヨットと2000人以上のバーベキュー大会参加者、富山大会でも51艇のヨットと2000人規模のバーベキュー大会を開催するのですから、レース管理のみならずイベント全体の安全管理やイベントの企画運営面に至る一切を考えると、それに係る人員数や経費は膨大なものです。それを全て金井氏が中心となって取り仕切っていたわけですから、彼の存在無くして開催に漕ぎつけることはできなかったでしょう。<br />
2017年に金井氏は亡くなられたわけですが、その年のタモリカップは例年どおり開催されました。しかし、翌年の2018年大会ではタモリカップ本部船の代名詞であった「帆船みらいへ」の姿が無かったり、例年参加していたスポンサー企業が姿を消したり&#8230;という状況がありました。</p>
<h2><span id="toc3">スポンサーが付かなければ安全を担保できなくなる</span></h2>
<p>タモリカップが草レースレベルなら、スポンサーや費用の事を気にする必要は全く無かったと思います。しかし、あまりに巨大なイベントになってしまったタモリカップの場合、その安全を担保することが難しくなっていたことは確かだと思います。<br />
限られたレース海域に史上空前のヨットが集まりレースをするわけです。実際に参加した感想は、スタートは混乱状態でシビアにレース運営を行おうとするとなかなか成立しないような状態になっていました。ヨットレースに慣れているヨットばかりが参加していれば、それでも整然とレースが行われていたと思われますが、普段はヨットレースに参加したことの無いような人でもタモリカップには参加する、これこそタモリさんと金井氏が考えた形ではあっても、これを大きな事故なく運営するのは並大抵のことでは無かったと思います。<br />
しかし、2018年の最後まで大きな事故やトラブルもなく終えることが出来たのは、<a href="https://malu-sailing.com/archives/793">以前の記事</a>でも書いたように、やはりタモリさんの唱えた大会趣旨が参加者に浸透していたからだと思います。</p>
<p>週刊女性の記事の中でも大会プロデューサーの藤木氏はこう語っています。<br />
「昨年は185艇が参加して、パーティーの参加者は2500人と、本当に大きなヨットレースになりました。レースをやめることは、タモリさんが昨年から話していました。タモリカップは10年間、大きな事故やトラブル、クレームもなくやってこれた。これは奇跡的なこと。それでタモリさんが“これ以上は、もういいんじゃないか。このまま何事もなく続くとは思えない。だから、10年のいい区切りにやめよう”と。あとはオリンピックも理由のひとつですね」</p>
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</div>
<h2><span id="toc4">最後に&#8230;</span></h2>
<p>タモリカップのようなヨットイベントは唯一無二のもので、代わりになるようなものは現在のところありません。タモリカップはタモリさんだったからこそ上手く行ったという考え方はあるかもしれません。しかし、このようなヨットイベントの将来性が十分にあることをタモリさんは証明したとも言えます。現在、日本ヨット連盟は、競技セーリングに対しての活動は様々なスポーツの競技団体同様に行っていますが、このようなファンセーリングに対しての活動は殆どありません。タモリカップの存在は、ヨットに興味の無い人たちにも、ヨットに振り向いてもらえるキッカケとなったばかりでなく、タモリカップのバーベキュー大会に行ってみたいからヨットレースにも参加したという人も少なくなかったと思います。また、海の活動に対して支援活動をしている日本財団も様々な活動に資金提供をしていますが、ファン・セーリングの分野ではタモリカップの富山大会に資金提供していた実績もあるのですから、セーリング連盟と日本財団、そしてヨット関連の事業者や愛好家の有志でタモリカップを再スタートさせるというような動きがあっても良いのではないかと思います。タモリさんがやったようなプロたちの手弁当で開催するのは難しいと思いますが、日本のヨット界を活性化させる、更に若い世代にもセーリングの楽しさを知ってもらうには、これ以上に良い象徴的なイベントは無いと思うのですが&#8230;</p>
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		<title>日本チームが大健闘！ヨット界のF1サーカス &#8220;Sail GP&#8221;</title>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 21 Sep 2019 08:08:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[Sail GP]]></category>
		<category><![CDATA[ヨット]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットが好きな人とつながりたい]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットの楽しみ方]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットを楽しむ]]></category>
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					<description><![CDATA[世界最古の国際ヨットレースとも言われるアメリカズカップは、アメリカズカップの起源であるワイト島1週レースでアメリカから参加したニューヨークヨットクラブの有志たちで造ったヨット、アメリカ号の勝利したことによりカップはアメリ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>世界最古の国際ヨットレースとも言われるアメリカズカップは、アメリカズカップの起源であるワイト島1週レースでアメリカから参加したニューヨークヨットクラブの有志たちで造ったヨット、アメリカ号の勝利したことによりカップはアメリカに持ち帰られ、アメリカ号の勝ち取ったカップであることから&#8221;America&#8217;s Cup&#8221;（アメリカズカップ）と呼ばれるようになったことはとても有名な話です。</p>
<p>アメリカ号のオーナーたちはこのカップを自らが所属するニューヨークヨットクラブに寄贈することとし、その際にカップと共にカップの扱い等を定める贈与証書が添えられました。</p>
<p>この贈与証書にある内容が、ヨットレースであるアメリカズカップの基本的なルールとなっていますが、アメリカズカップで使用するヨットの規格について「マスト1本場合は水線長が44フィート以上、90フィート以下」「マストが複数の場合は水線長が80フィート以上、115フィート以下」とだけしか書かれていなかったことから、[su_highlight background=&#8221;#ffdee1&#8243;]この範囲内であれば防衛艇と挑戦艇の合意があればどのような規格のヨットを用いてもよい[/su_highlight]ことになっています。また、「挑戦者は自走によりヨットを回航しレースに参加しなければならない」とあります。</p>
<p>このルールにより、防衛側であるアメリカはスポーツ界全てを見渡しても最も長い期間（132年間）に渡りこの優勝カップを保持し続けることになります。しかし、このルールにイギリスの紅茶王と言われたサー・トーマス・リプトンは、紳士的かつ粘り強い交渉によってレース艇規格及び周辺ルールの緩和を求め、現代のアメリカズカップ艇ルールの基礎となるものがつくられました。このことによって最初にできた規格のヨットが &#8220;J class&#8221; です。<br />
<span style="font-size: small;">（</span><span style="font-size: small;">J</span><span style="font-size: small;">クラスヨットについては、これも興味深い話がありますので、また別の機会に書きたいと思います。）</span></p>
<p>アメリカズカップの面白いところは、1対1のマッチレースで勝敗を決めることから、挑戦者も防衛者も各1艇に絞り込まなければならず、挑戦者を決めるシリーズ戦の他に、防衛国となる国内でも防衛艇を決める予選があることです。これにより、挑戦艇と防衛艇の数は、アメリカズカップに出場するためにかなりの数が造られることから、1度の開催で1つのヨットレースカテゴリーが出来るほどになってしまうという訳です。</p>
<p>前置きが長くなってしまいましたが、このようにアメリカズカップで使用されるヨットの規格が大きく変わると、莫大な費用を投じて開発建造されたヨットの活躍する場が失われてしまいます。特に次回2021年3月にニュージーランド（オークランド）で行われる第36回のアメリカズカップでは、これまで使用されてきたカタマラン（双胴船）タイプからモノハル（単胴船）になることが既に決定しており、この大きな変化によりこれまで使われたいたカタマランタイプ艇による新たなヨットレースイベントがつくられました。それが、&#8221;Sail GP&#8221; です。</p>
<p>今回は、この &#8220;Sail GP&#8221; に日本チームも参戦し、初シーズンでありながら大健闘しており、この記事を書いている今日現在でポイントランキング2位という好成績で年間チャンピオンシップ決勝戦に出ることがほぼ確実な状態となりました。そこで、今回は&#8221;Sail GP&#8221;について書いておきたいと思います。</p>

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<h2><span id="toc1">&#8220;Sail GP&#8221;艇について</span></h2>
<p>この新たなカテゴリーのレースの起源は、冒頭に書いたような流れで創設されたレースです。アメリカズカップで使用されていたマルチハルのフォイリング艇である&#8221;AC50&#8243;を大幅に改良しリメイクされたワンデザインクラス艇の&#8221;F50&#8243;を用います。</p>
<p>アメリカズカップでは6人乗りでしたが、Sail GPでは5人乗りとなり、世界中を転戦できるようにコンテナに収納し輸送が容易な形に改良されています。<br />
F50艇の詳細を笠谷選手が説明している動画がありますので、ご覧ください。</p>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/pILk1myd-KE" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></div>
<h2><span id="toc2">&#8220;Sail GP&#8221;のレース形式</span></h2>
<p>レースの基本は国単位のチームで争われ、世界5つの都市でレースが行われます。<br />
レース形式はアメリカズカップと異なり年間を通じたシリーズ戦形式で行われ、シリーズチャンピオンには賞金100万米ドルとトロフィーが授与されます。各地域戦は2日間に渡って行われ、初日は全艇が一斉にスタートするフリートレースを5レース、2日目は上位2チームよるマッチレース形式の決勝レースが行われるというプログラムになっています。各地域のレース結果によるポイント制でシリーズ最終戦でトータルポイント上位2チームのマッチレースによる決勝レースで優勝チームが決まります。<br />
2019年シーズンの参加チームは、イギリス、アメリカ、オーストラリア、フランス、中国、日本 の6か国です。</p>
<h4><span id="toc3">2019年度のレース開催地</span></h4>
<p>2019年のシーズンは5箇所での開催となります。残念ながら日本での開催はありません。<br />
初戦：オーストラリア（シドニー）2月15－16日<br />
第2戦：アメリカ（サンフランシスコ）5月5－6日<br />
第3戦：アメリカ（ニューヨーク）6月22－23日<br />
第4戦：イギリス（カウズ）8月11－12日<br />
最終戦：フランス（マルセイユ）9月20-22日</p>
<h2><span id="toc4">ファーストシーズンの2019年、日本チーム総合優勝なるか&#x2049;</span></h2>
<p>最終戦のマルセイユがちょうどこの記事を書いている時に開催されており、シーズンポイントで日本がオーストラリアに次ぐ2位をキープし、最終のチャンピオン決定戦への可能性が非常に高まっています。</p>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/b1OMpWEHpLQ" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></div>
<div></div>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/LmDtguAiAAU" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></div>
<div></div>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/rmeLYkoeA5k" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></div>
<div></div>
<p>&nbsp;<br />
シリーズ戦では第2位になった日本、一発勝負100万ドルを賭けた決勝レースは惜しくもオーストラリアに負けてしまいました。</p>
<p>&#8220;Sail GP&#8221; のこれまでのレースの様子は <a href="https://www.youtube.com/channel/UC8Z3si9YuOzrJN-4dVpW5Jw">こちら（YouTube）</a> からご覧いただけます。</p>
<h2><span id="toc5">最後に&#8230;</span></h2>
<p>&#8220;Sail GP&#8221;はチームメンバーの国籍に関するルールが非常に厳しく、この種の艇の経験が少ない国に限って、外国人を入れて良いというルールになっています。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-3874" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/sailgpjapan.jpg" alt="SAIL GP TEAM JAPAN" width="300" height="298" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/sailgpjapan.jpg 300w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/sailgpjapan-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/sailgpjapan-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/sailgpjapan-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /><br />
ファーストシーズンの今年は日本人が40%、以降毎年その比率を20%ずつ上げてゆき、最終的には2022年シーズンには100%日本人だけのチームで参加しなければなりません。このあたりが日本における今後の課題となそうですが、先ずは今シーズンのシリーズチャンピオンの行方がどうなるか、そして来シーズンも目が離せないシーズンとなりそうです。</p>
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		<title>白石康次郎さんの新艇進水、Vendée Globe予選に向け本格始動</title>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 17 Sep 2019 09:44:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[DMG MORI]]></category>
		<category><![CDATA[DMG MORI Global One]]></category>
		<category><![CDATA[DMG MORI SAILING TEAM]]></category>
		<category><![CDATA[IMOCA 60]]></category>
		<category><![CDATA[La Route du Rhum - Destination Guadeloupe 2018]]></category>
		<category><![CDATA[New York - Vendée Les Sables d'Olonne 2020]]></category>
		<category><![CDATA[Spirit of yukoh]]></category>
		<category><![CDATA[The Transat 2020]]></category>
		<category><![CDATA[Transat Jacques Vabre 2019]]></category>
		<category><![CDATA[Vendée Globe 2020]]></category>
		<category><![CDATA[セイリング]]></category>
		<category><![CDATA[セーリング]]></category>
		<category><![CDATA[セーリングクルーザー]]></category>
		<category><![CDATA[ヨット]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットが好きな人とつながりたい]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットのある暮らし]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットの楽しみ方]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットを楽しむ]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットイベント]]></category>
		<category><![CDATA[ヴァンデ・グローブ]]></category>
		<category><![CDATA[日本セーリング連盟]]></category>
		<category><![CDATA[白石康次郎]]></category>
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					<description><![CDATA[単独無寄港ヨットレースの Vendée Globe（ヴァンデ・グローブ）について先日ご紹介しましたが、2020年開催のこのレースに日本から出場を目指す海洋冒険家の白石康次郎さん(DMG MORI SAILING TEAM [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>単独無寄港ヨットレースの Vendée Globe（ヴァンデ・グローブ）について<a href="https://malu-sailing.com/archives/3571">先日ご紹介しました</a>が、2020年開催のこのレースに日本から出場を目指す海洋冒険家の白石康次郎さん(DMG MORI SAILING TEAM 所属）の新艇”DMG MORI Global One” が9月11日に進水したと、彼のホームページでニュースリリースがありました。</p>
<p>これまで彼の世界でのチャレンジは、師匠である多田雄幸さんの残した艇から始まり、アラウンドアローンではフィノデザインのOPEN 40クラス艇、そして前回のVendée Globeでは初の本格IMOCA 60艇での参戦ではありましたが、既に地球を3周分も帆走した中古艇でのチャレンジが仇となったのか疲れ果てた艇は世界一過酷なレースに耐えることが出来ずマストが折れるという致命的なトラブルでリタイアとなってしまったこともあり、今回は初の新艇「IMOCA 60 オープンクラスのモノハルフォイリング艇」という名実ともに世界トップクラス艇で世界と互角の戦いを繰り広げることができる最新艇でのチャレンジとなります。</p>
<div class="al-c"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-3738" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMG-MORI-Global-One.jpg" alt="DMG MORI Global One" width="300" height="298" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMG-MORI-Global-One.jpg 300w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMG-MORI-Global-One-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMG-MORI-Global-One-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMG-MORI-Global-One-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></div>
<div class="al-c"><a href="https://kojiro.jp/news/topics/dmg-mori-global-one%e9%80%b2%e6%b0%b4%e5%bc%8f/">”DMG MORI Global One”進水式</a></div>
<p>今後、フランスやポルトガル海域でのトレーニングを経て、Vendée Globe 2020 の出場資格の要件となる予選レースへの出艇が予定されていますので、Vendée Globe までのこれからの道のりなどについて、お話してみたいと思います。</p>

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</div>
<h2><span id="toc1">Vendée Globe への出場資格の要件</span></h2>
<p>Vendée Globe への出場にはIMOCAの基準に則ったレース艇の準備だけでなく、その艇によって世界一過酷なレースにシングルハンドで参加できる技量があることを証明する必要があります。そこで、主催者側は参加資格として、以下のレースうち少なくとも１つを完走する必要があると定めています。</p>
<h4><span id="toc2">1. VendéeGlobe 2016-2017</span></h4>
<p>前回のVendéeGlobe 2016-2017大会での完走者には、2020の参加資格が与えられています。<br />
<span style="font-size: small;">白石康次郎さんは、残念ながら途中リタイアという事で参加資格を現段階では持っていないということになります。</span></p>
<div class="al-c"><a href="https://www.vendeeglobe.org/fr/classement-et-donnees-de-course"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-3754" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/Vendée-Globe-2016-2017.jpg" alt="Vendée Globe 2016-2017" width="300" height="296" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/Vendée-Globe-2016-2017.jpg 300w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/Vendée-Globe-2016-2017-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></a></div>
<h4><span id="toc3">2. La Route du Rhum &#8211; Destination Guadeloupe 2018</span></h4>
<p>「ルートデュラム-ディスティネーション グアドル―プ」は、フランス最大の大西洋横断シングルハンド・ヨットレースで2018年に行われた大会では11ヶ国から6つのフリート（ヨットのデザイン別クラス）に124人のソロ（シングルハンド）スキッパーが出艇し、2018年の11月4日にスタートしました。<br />
このレースはフランス北部にある港町であるSaint Malo（サン-マロ）をスタートし、カリブ海のフランス領であるGuadeloupe（グアドループ）県の主要都市であるPointe-à-Pitre（ポアント・ア・ピートル）までの間の3,542マイル（海里）で競う大西洋横断ヨットレースです。</p>
<div class="al-c"><a href="https://www.routedurhum.com/fr"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-3748" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/the-Route-du-Rhum-Destination-Guadeloupe.jpg" alt="the Route du Rhum - Destination Guadeloupe homepage" width="300" height="267" /></a></div>
<h4><span id="toc4">3. Transat Jacques Vabre 2019</span></h4>
<p>「大西洋横断ジャックヴァブレ」は、フランスのコーヒーメーカーであるJacques Vabre社が1993年に、フランスとブラジルの間をコーヒーを貨物としていた帆船（クリッパー）の航海をイメージして開始されたヨットレースです。当初はシングルハンドレースとしてスタートしましたが、1995年の第2回レースからダブルハンド（2人乗り）ヨットレースとなり現在に至ります。レースはフランス北部の港町Le Havre（ルアーブル）からブラジル北東部にある港湾都市 Salvador de Bahia（サルバドール・デ・バイア）の間の4,350マイルで行われます。<br />
2019年のこのレースは10月27日にスタートの予定ですが、白石康次郎さんの出艇の予定は今のところ無さそうです。</p>
<div class="al-c"><a href="https://www.transatjacquesvabre.org/en"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-3751" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/TransatJacquesVabre.jpg" alt="TransatJacquesVabre homepage" width="300" height="266" /></a></div>
<h4><span id="toc5">4. The Transat 2020</span></h4>
<p>「ザ・トランサット」は、世界最初の大西洋横断シングルハンドヨットレースです。レースの起源はイギリスの船員が大西洋をシングルハンドでアメリカまで誰が最も速く航海できるかを確かめるために賭けをしたことから始まります。最初のレースは1960年に5隻のヨットによって行われました。2016年のレースはイギリス南西部Plymouth（プリマス）からアメリカのニューヨークまでの3,500マイルで行われ、2020年の次回レースはフランス西部、ブルターニュ半島西端に位置する港湾都市であるBrest（ブレスト）をスタート、ゴールはレース史上初のアメリカ サウスカロライナ州の Charleston（チャールストン）の間の3,500マイルで2020年5月10日より行われる予定です。</p>
<div class="al-c"><a href="https://www.thetransat.com/"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-3752" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/TheTransat.jpg" alt="TheTransat homepage" width="300" height="293" /></a></div>
<h4><span id="toc6">5. New York &#8211; Vendée Les Sables d&#8217;Olonne 2020</span></h4>
<p>「ニューヨーク-ヴァンデ」は「IMOCAグローブシリーズ 2018-2021 チャンピオンシップ」&#8221;IMOCA GLOBE SERIES 2018-2021 CHAMPIONSHIP&#8221;全8戦のうちの第7戦目にあたるTransat（大西洋横断）レースです。このレースは、シリーズ第6戦の THE TRANSAT でアメリカ側に行ったIMOCAレーサーのフランス側への戻りレースであり、またこのレースでVendée Globe本戦への出場艇がスタートの地であるフランスのLes Sables d&#8217;Olonneに集結し本戦への準備を始める直前レースでもあります。また、Vendée Globeへの出場資格を賭けた最後のチャンスとも言えます。このレースはその名のとおり、アメリカのニューヨークからフランスのサーブル＝ドロンヌの間、3,100マイルで行われ、2020年6月16日より行われる予定です。</p>
<div class="al-c"><a href="https://www.imoca.org/en/races/imoca-globe-series/transat-ny-vendee"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-3756" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/TransatNY-VANDEE.jpg" alt="Transat NY-VANDEE webpage" width="300" height="255" /></a></div>
<p>&nbsp;</p>
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</div>
<h2><span id="toc7">最後に&#8230;</span></h2>
<p>白石康次郎さんにとって Vendée Globe への戦いは、前回のリタイアした時から始まっていました。新たなスポンサー探しや、更に彼の活動を世間に知らしめるためにリタイアした前回出場艇「Spirit of yukoh号」を日本に戻し、全国各地の港を巡るキャンペーン活動などを行っていました。その活動の中でDMG森精機社長との出会いがあり、日本初のプロセーリングチームができるキッカケとなったわけです。DMG森精機と言えば、産業用金属加工機の世界トップメーカーであり、自動車レースのWEC世界耐久選手権で2014年のル・マン24時間レースにワークス体制で復帰するポルシェチームのメインスポンサーとして、LMP1-Hクラスレースカー『ポルシェ919ハイブリッド』のシャークフィンに大きく『DMG MORI』のロゴが掲げられ、2017年のシーズン終了までポルシェとのスポンサー関係が続いていたのが記憶に新しいところです。この様子を見てヨットファンの僕としては、是非とも白石さんのVendée Globeへの挑戦にこういう企業が力を貸してくれたらなぁとDMG MORIのロゴが入ったポルシェがルマンなどを走る姿をテレビで見ながら思っていました。それが現実のものとなり、こうして最新艇が進水した今、ようやく準備が整い、本格的なVendée Globeへの挑戦が始まったと言えます。</p>
<div class="al-c"><a href="https://www.vendeeglobe.org/en"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-3760" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/VGshiraishi.jpg" alt="白石康次郎Vendée Globe 2020挑戦" width="300" height="277" /></a></div>
<p>来年5月と6月の行われるTransat（大西洋横断レース）で出場資格を賭けて参戦予定です。国家的イベントでもある東京オリンピック直前となりますが、ヨットファンのみならず、日本の全ての人たちに、この白石さんの挑戦を知ってもらいたいですし、白石さんへの応援をお願いしたいと思います。</p>
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		<title>超過酷 単独 無寄港 無補給 無支援 「ヴァンデ・グローブ」世界一周ヨットレース</title>
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		<pubDate>Tue, 10 Sep 2019 14:12:47 +0000</pubDate>
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		<category><![CDATA[DMG MORI]]></category>
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					<description><![CDATA[ヨットレースと言えば大抵の人はアメリカズカップを思い浮かべると思います。アメリカズカップは「海のF1レース」と形容されるように、沿岸のエリア（レース海域）を使って観覧し易いようにコースを設置し、そのエリア内でレースが行わ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ヨットレースと言えば大抵の人はアメリカズカップを思い浮かべると思います。アメリカズカップは「海のF1レース」と形容されるように、沿岸のエリア（レース海域）を使って観覧し易いようにコースを設置し、そのエリア内でレースが行われるインショアレースで、そのマーケティングもヨット界のレースの中ではワールドワイドでまさにF1並みですから、あまりヨットに興味が無い人でもアメリカズカップは何となく知っているということになるのでしょう。インショアレースと言えば、オリンピックの種目にもなっているセーリング競技がそれにあたるわけですが、アメリカズカップは正にこのスポーツヨット競技のプロ版の頂点とも言えるレースです。</p>
<p>ちょっと脱線したので話を戻しますが、これがヨット乗り（セーリングクルーザー乗り）になると、ヨットレースと言うとオフショアレース（外洋レース）をイメージする人が多くなります。ヨット（セーリングクルーザー）はインショアで楽しむものでなく、オフショアに出てこそ楽しい乗り物ですから、インショアレースに興味があっても断然オフショアレースの方が気になるわけです。アメリカズカップがインショアレースの最高峰であれば、それに対してオフショアレースの最高峰が何かと聞かれたら、意見はちょっと分かれるところなんですが、その過酷さから言えば断然、今回ご紹介する　&#8221;VENDÉE GLOBE&#8221;（ヴァンデグローブ）では無いかと私は思うのです。</p>

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</div>
<h2><span id="toc1">SOLO, NON STOP AND WITHOUT ASSISTANCE</span></h2>
<p>世界を周航するヨットレースは他にもいくつかありますが、ヴァンデグローブは「単独」「無寄港無補給」「無支援」で世界を周航する世界唯一のセーリングヨットレースです。ヴァンデグローブは「海のエベレスト登頂」とも言われるほど過酷で、過去に8回行われたこのレースに167人が挑戦しましたが、そのうちフィニッシュラインを越えることができたのは87人という超過酷なアドベンチャーヨットレースです。</p>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/4YMpCkK0M6g" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
<h2><span id="toc2">ヴァンデグローブの起源</span></h2>
<p>このヨットレースは1968年に3つの岬（南アフリカのグッドホープ、西オーストラリアのルーイン、南米のホーン）を回るタイプの最初のヨットレースである「ゴールデングローブ」をきっかけに始まりました。この1968年にスタートしたレースでは9人が世界周航に挑戦しましたが、無事にゴールすることができたのはただ1人だけで、翌年の1969年4月6日、313日間を要してゴールしました。それから20年後の1989年11月26日に第1回のヴァンデグローブが13人の挑戦者によってスタートが切られたのが始まりです。<br />
<a href="https://www.vendeeglobe.org/en"></p>
<div class="al-c"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/Vendée-Globe-site.jpg" alt="Vendée Globe homepage" width="300" height="289" class="aligncenter size-full wp-image-3735" /></div>
<p></a></p>
<h2><span id="toc3">ヴァンデグローブの過酷さとコース</span></h2>
<p>過酷さを示す言葉は、「単独」「無寄港無補給」「無支援」だけではありません。このレースの過酷さは、世界を周航するその距離やコース取りにも色濃く表れています。周航距離は40,075キロメートル（21,638マイル）にも渡り、その行程では次々と変わる気候変化や環境条件も過酷です。このレースは、フランスをスタートして、まず大西洋を下り赤道を越えインド洋と太平洋を渡り、南緯40度線まで南下します。東回りでニュージーランドの南側を通過し更に南の南緯55度にあるホーン岬を目指します。南緯40度線より南側と言うと海況が非常に厳しくなることから、吠える40度（Roaring Forties）、狂う50度（Furious Fifties）、絶叫する60度（Screaming Sixties）と言われるほど海況が悪化する厳しい海域で南緯55度のホーン岬の南側を通過するには流氷帯もある程の極寒が待っています。その後、大西洋を北へ進路をとりスタート地点へ戻るというもので、太平洋の夏のような暑さから南氷洋近くの凍るような寒さまでを一つのレース中に体感することになります。それは人だけでなく船や器材に至るまで全てにおいて過酷な条件にさらされるわけです。</p>
<div class="al-c"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/course2016.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-3583" alt="コース図" width="350" height="244"></div>
<h2><span id="toc4">ヴァンデグローブのコンセプト</span></h2>
<p>このレースのコンセプトは非常にシンプルで理解しやすいものです。</p>
<h4><span id="toc5">単独 &#8220;SOLO&#8221;</span></h4>
<p>このレースはソロレースであり、世界一周の航海中は船長以外の誰も船に乗せることができません。しかし、例外もあります。それは仲間の競技者にトラブルが起きて救助が必要になったときです。</p>
<h4><span id="toc6">ノンストップ &#8220;NON Stop&#8221;</span></h4>
<p>ヴァンデグローブの競技者が許可される唯一のピットストップは、スタートから10日以内にスタート地点であるレサーブルドロヌ&#8221;Les Sables-d&#8217;Olonne&#8221; に戻ることです。船から降りることなくのた修理のために波の穏やかな入り江に入ってアンカリングすることはできますが上陸はできません。</p>
<h4><span id="toc7">援助なし &#8220;WITHOUT ASSISTANCE&#8221;</span></h4>
<p>ヴァンデーグローブで唯一許される援助は、スタートから10日以内にレサーブルドロヌに戻った時だけです。この例外を別とすれば、周航中は誰にも援助を受けることができないので、自分のできる範疇ですべてのことを処理してゆかねばなりません。外部からコースのアドバイスを受けることも固く禁止されています。自ら行くべきコースを判断しなければなりません。船にトラブルが起きればすべて自分で修理もしなければなりません。怪我や病気になってしまっても、自分で対処しなければなりません。但し、怪我や病気の時だけはレースドクターに助言を求めることだけはできます。船が壊れたり修理が必要な状態になったときも、自分のチームの設計者やテクニカルアドバイザーに相談し修理の最善の方法についての情報を得ることはできますが、部品や工具などを含め、その場にあるもので自分で作業を全て行わなければなりません。</p>
<h2><span id="toc8">ヴァンデグローブで使用するレース艇</span></h2>
<p>このレースで使用される艇は “IMOCA 60 (OPEN 60 MONOHULL) CLASS RULES” に準拠しています。艇の全長は20.117m(66ft)以内であり、船体の長さは17.983m以上18.288m以内（約60ft）、幅は5.85m以内とし、最大幅は船体の長さの最先端から1.0ｍ以上後方にあり、1.12ｍ以上なければなりません。マスト高は、メインセイルの長さ27.3mにグースネックの位置0.7mを加えた、およそ28.0m程度となります。アメリカズカップ艇でもフォイルが付いていますが、ヴァンデグローブでもモノハル用のフォイルの取付が許されています。</p>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/GLobesQDSAU" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
<h2><span id="toc9">ヴァンデグローブの日本人チャレンジャー</span></h2>
<p>このヨットレースには日本から 海洋冒険家の白石康次郎さんが前回の2016年に参戦しています。惜しくもデスマストで（マストが折れてしまい）リタイアしましたが、次回2020年スタートのレースには切削型工作機械の世界的総合メーカーであるDMG森精機の日本初プロ外洋セーリングチームである&#8221;<a href="https://kojiro.jp/team/">DMG MORI SAILING TEAM</a>&#8220;のスキッパーとして挑戦する予定で準備が進められています。<br />
<span style="font-size: small">詳しくは、下の写真に白石康次郎さんの</span><span style="font-size: small"><a href="https://kojiro.jp/profile/">プロフィール</a></span><span style="font-size: small">及び</span><span style="font-size: small"><a href="https://kojiro.jp/">Web</a></span><span style="font-size: small"><a href="https://kojiro.jp/">ページ</a></span><span style="font-size: small">へのリンクを張っています。</span></p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="al-c"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/KSprofile.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-3598" alt="白石康次郎プロフィール" width="300" height="287"></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="al-c"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMGMORI.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-3589" alt="ヴァンデグローヴ艇" width="300" height="299" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMGMORI.jpg 300w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMGMORI-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMGMORI-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/DMGMORI-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<h2><span id="toc10">最後に&#8230;</span></h2>
<p>次回のヴァンデグローブは2020年に行われる予定です。日本では東京オリンピックの年でもあり、セーリング競技が神奈川県の江の島で開催されます。オリンピック終了後の11月にはヴァンデグローブ2020のスタートが切られる予定ですので、来年はセーリングがクローズアップされそうな予感です。白石康次郎さんにとっては、様々なレース参戦の経歴と世界を3度ヨットレースで周航した経験がありますが、今回のヴァンデグローブは人生初のプロチームスキッパーとして、また最新艇での参戦となります。前回のリタイアをリベンジするだけでなく、好成績でのゴールを期待できる環境にあります。新艇が先日ヤードアウトしたとのことですが、ちょうどこれを書いている頃、マストを立てる作業をしている頃だと思います。</p>
<div class="al-c"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/09/yardout.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-3602" alt="ヤードアウト" width="350" height="175"></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>日本チームの外洋レース最新艇の姿が間もなく見れると思うと、今からとても楽しみです。</p>
<p>&nbsp;</p>
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		<title>ヨットを語るうえでアメリカズカップは外せない</title>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 30 Jul 2019 07:40:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[America's Cup]]></category>
		<category><![CDATA[Jクラス]]></category>
		<category><![CDATA[New York Yacht Club]]></category>
		<category><![CDATA[NYYC]]></category>
		<category><![CDATA[Royal Yacht Squadron]]></category>
		<category><![CDATA[RYS]]></category>
		<category><![CDATA[Sir Thomas Lipton]]></category>
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		<category><![CDATA[レガッタ]]></category>
		<category><![CDATA[ワイト島一周レース]]></category>
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					<description><![CDATA[ヨットを始めて5年、ヨットブログをこうして書くまでになった。僕のヨットとの出会いは小学生時代にまで遡る。たまたま隣家のご主人がヨットマンで自作のコンクリート・ハルのヨットが完成したので乗りに来ないかというお誘いだった。大 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ヨットを始めて5年、ヨットブログをこうして書くまでになった。僕のヨットとの出会いは小学生時代にまで遡る。たまたま隣家のご主人がヨットマンで自作のコンクリート・ハルのヨットが完成したので乗りに来ないかというお誘いだった。大の乗り物好きの僕は二つ返事で乗りたいという気持ちだったが、両親に「乗りに行っていいか」と話をしてみると海に浮くヨットがコンクリート&#8230; と言うのが信じられなかったようで、危ないからと言う理由だけで乗りに行かせて貰えなかった。つまり、実際にヨットの姿を見たわけでもなかったけれど、僕の中に確実にヨットという物が引っ掛かっていたのは間違いない。そして5年前、たまたま知り合った方からヨットやってみないかとお誘いを受けた。当然、僕は二つ返事でお誘いを受けた。そこには何の躊躇も無かった。</p>
<p>凝り性の僕は、たった一度のヨット体験でヨットに恋してしまった。次に乗りに来いと言われるまでの、その間の長かったこと&#8230;。その間の時間を埋めるために僕がやったのは、1級小型船舶免許をとること、そしてヨット関係の本を読み漁ることだった。</p>
<p>もう一つ僕にはヨットに関するエピソードがある。それが、アメリカズカップ・ニッポンチャレンジだ。2017年にソフトバンクのスポンサードのもと、出場したのは記憶に新しいが、僕にとってのアメリカズカップは、1992年、1995年、2000年に3回連続で挑戦したニッポンチャレンジが最も記憶に残っている。大々的なキャンペーン活動が展開され、テレビでも頻繁に放送されていたので、ここでアメリカズカップの存在やヨッティングに関して興味を持った人も少なくないと思う。僕も同様にヨットと言えば、まさにあの頃のアメリカズカップが最も強烈に記憶に残っている。</p>
<p>今回は、ヨットを語ってゆく上でアメリカズカップの話題は避けて通りることができないと、最近感じるようになったことから、アメリカズカップを自分の中で整理するために、記事にしておくことにします。尚、今回は第二次世界大戦前までのアメリカズカップの前半期について書いておきたいと思います。</p>

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<h2><span id="toc1">アメリカズカップとは</span></h2>
<p>ヨット好きならアメリカズカップのことを知らない人はいないと思います。それほどアメリカズカップはヨットを語るうえで避けて通ることができない、世界で最も有名なヨットレースです。<br />
アメリカズカップを別のジャンルで例えるなら、自動車の世界の「F1」、飛行機なら「エアレース」、総合スポーツなら「オリンピック」<span style="font-size: small">（ちょっと規模が違い過ぎるけれど、オリンピックの成立よりもアメリカズカップの方が古い）</span>のようなもので、ヨットには興味が無い人でもその名前くらいは知っているという人は少なくない筈です。<br />
その理由は、スポーツの世界でカップやトロフィーが優勝者に授与されるようになった起源がアメリカズカップだと言われていることや、１つのクラブが1851年から1983年までの132年間に渡り28回の挑戦に対して27回カップを保持し続けたことは、あらゆるスポーツの中で最長連勝記録であるからです。アメリカズカップはスポーツ界においても様々な面で「初めて行われた」という側面があるからこそ、ここまで有名なヨットレースになったと言えます。<br />
また、アメリカズカップは個人の挑戦を受付けず、ヨットクラブ単位で挑戦することがルールに書かれていますが、実際には国の威信を賭けた戦いとも言われ、挑戦艇の製造には莫大な開発費を要し、チームの運営にも多大な経費が掛かることから、単なるヨットレース超越したビッグプロジェクトであるという事が言えます。</p>
<h2><span id="toc2">起源はロンドン万博</span></h2>
<p>産業革命を経てイギリス（大英帝国）は当時の国力を諸外国に誇示するがごとく、1851年にロンドンで世界初の万国博覧会（万博）を開催します。また、海洋先進国として造船も得意としていたイギリスは高性能な帆船の製造でも世界をリードしており、これを諸外国に見せるためにも万博の記念行事としてイギリス南岸にあるワイト島を１周するヨットレースが企画されました。このヨットレースを主催するRYS（ロイヤルヨットスコードロン &#8220;Royal Yacht Squadron&#8221; :英王室公認のヨットクラブ ）は、当時新興国であったアメリカのNYYC（ニューヨークヨットクラブ &#8220;New York Yacht Club&#8221;）に対して「ニューヨークのパイロットボート（水先案内用の帆船）をこのレースに参加させてみないか」という招待状を送ります。この招待状を受け、NYYCの会長である John Cox Stevens を含む5人のヨットクラブメンバーがこのレースに向けてシンジケートを結成し、既存のパイロットボートではなく新たな帆船（ヨット）を造りレースに挑戦しました。このアメリカの最新技術を投入した帆船（ヨット）は「アメリカ」と名付けられ、1851年4月1日に進水、それまで１度しかアメリカのヨットが大西洋を渡ったことが無かったにも関わらず20日間で無事にフランスのル・アーブルに到着し、7月31日にはイギリス海峡を渡りイギリスに到着したのです。ワイト島一周レースは1851年8月22日に開催され、イギリスから14艇、そしてアメリカから1艇の合計15艇で行われました。レースのコースはワイト島を時計回りに１周するものでした。</p>
<p>このように、アメリカズカップの起源となったワイト島一周ヨットレースは、世界初の万博の記念行事として開催され、更にこれが世界初の国際ヨットレースともなりました。</p>
<h5><span id="toc3">ニューヨークのパイロットボート</span></h5>
<p><span style="font-size: small">当時ニューヨーク港では、大型帆船を水先案内（パイロット）するのは、その大型帆船に最も速く到達した者が水先案内するということになっていました。つまり、スピードが出る小型帆船を用い、我先と入港してくる大型帆船に向かって行ったわけです。この様子を知っていた</span><span style="font-size: small">RYS</span><span style="font-size: small">はイギリス艇ならもっと早く帆走することが出来ることをアピールする目的で</span><span style="font-size: small">NYYC</span><span style="font-size: small">を招待したのでしょう。</span></p>
<h5><span id="toc4">アメリカの挑戦艇「アメリカ」</span></h5>
<p><span style="font-size: small">アメリカ号は全長</span><span style="font-size: small"> </span><span style="font-size: small">約</span><span style="font-size: small">101</span><span style="font-size: small">フィート（およそ</span><span style="font-size: small">31</span><span style="font-size: small">メートル）、全幅</span><span style="font-size: small"> </span><span style="font-size: small">約</span><span style="font-size: small">22</span><span style="font-size: small">フィート（およそ</span><span style="font-size: small">7</span><span style="font-size: small">メートル）、排水量</span><span style="font-size: small">170</span><span style="font-size: small">トン、セイル面積</span><span style="font-size: small">5263</span><span style="font-size: small">平方フィート（約</span><span style="font-size: small">490</span><span style="font-size: small">平方メートル）の最新型スクーナーでした。</span><span style="font-size: small">NYYC</span><span style="font-size: small">のメンバー</span><span style="font-size: small">6</span><span style="font-size: small">人によるシンジケートは、単にイギリスからの招待ヨットレースに参加するだけではなく、この時にイギリスに勝つことにかなり拘っていたことが新造船をわざわざ製作して挑戦するところや「アメリカ」という船名からも窺い知ることが出来ます。</span></p>
<h5><span id="toc5">NYYCメンバー5人のシンジケート結成</span></h5>
<p><span style="font-size: small">本来、ヨットクラブのメンバーは、個々がヨットオーナーであり自分のヨットを保有しています。しかし、クラブの威信を賭けて海洋先進国であるイギリスに挑戦する以上、個人の独力では限界あることや、先にアメリカから大西洋を渡ったことのあるヨットは</span><span style="font-size: small">1</span><span style="font-size: small">艇しかなかったこともあり、外洋にも強いヨットを造る必要があったのです。そこでクラブメンバー</span><span style="font-size: small">5</span><span style="font-size: small">人が共同してレース艇を造り出艇させること（当然のことながら勝つこと）を目的にシンジケート（大掛かりな挑戦艇組織）を結成するに至ったわけです。</span><span style="font-size: small"><br />
</span><span style="font-size: small">以後のアメリカズカップでは、この最初に行われた方法に倣ってヨットクラブとして挑戦するというルールがあり、必ずシンジケートが結成されています。このような仕組みでヨットレースに挑戦するのも世界初であると言えます。</span></p>
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</div>
<h3><span id="toc6">ワイト島一周レースの結果</span></h3>
<p>参加した15艇のヨットはスタートラインに一列に並び錨泊した状態で、スタートの号砲と共に錨を上げて帆走し始めるという当時のイギリスのヨットレースの慣例に従い、朝10時の号砲と共にスタートしました。アメリカ号は錨を上げるのに手間取ってしまいかなりの遅れをとり、最後尾からのスタートとなってしまいました。しかし、島の東端に差し掛かる頃には早くもイギリスの10艇を抜き去り、その後数マイル後には残りの4艇も抜き去り先頭に立ちます。アメリカ号はそのままトップを独走し、17時47分には島の西端のニードルズを回り、アラムベイで王室のヨットであるヴィクトリア＆アルバート号に乗ったヴィクトリア女王の前を通過し、ゴール地点であるワイト島北端に20時37分にトップでゴールしました。その後8分差でイギリス艇のオーロラ号、53分後にバキャンテ号、1時間8分後にエクリプス号、日付が変わって深夜1時20分（アメリカ号ゴールから4時間33分後）にブリリアント号がゴールしましたが、残りの10艇は様々なトラブルなどでゴールすらできませんでした。</p>
<h3><span id="toc7">アメリカ号とイギリス艇の違い</span></h3>
<p>イギリス艇の船型は船首が丸く細長い形状で昔ながらの複雑なリグとセイルプランでした。それに対してアメリカ号の船型は、船首が鋭く尖った形状で幅は広く現代に通じる船型になっており、更に簡単なセイルプランであることからリグも簡素で操船が簡便でした。また、セイルは風が当たると伸びてしまうリネンセイルをセイルの端で引っ張る方式を用いていたイギリス艇に対し、アメリカ号はミシンで繫いだ木綿のセイルをブームに固定するという形で風の力を逃がすことなく効率的に利用できるようになっていました。これらによって、アメリカ艇はどんな風に対してもイギリス艇を超越した帆走をすることができたのです。</p>
<p>アメリカ号が海洋先進国であるイギリスのヨット界に与えた影響は非常に大きく、アメリカ号がレース終了後アメリカに戻ることなくイギリスで売却されたこともあって、その後イギリスのヨットは全てアメリカに倣って造り替えられ、帆走技術もアメリカ人のやり方に改められたほど、アメリカのヨット技術は進んでいました。</p>
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<h2><span id="toc8">勝者に授与された純銀製のジャグ</span></h2>
<p>ワイト島一周レースの勝者には「純銀製のジャグ（水差し）」（ヴィクトリア女王からの賜り物）が勝者の証としてRYSよりアメリカ号に贈呈されました。<br />
この純銀製のジャグは高さ27インチ（約69センチ）の大きさ（上の水差しの部分だけ）でしたが、のちに台座などが追加され現在の形（トロフィー型）になっています。この純銀製のジャグの当時の製造原価が100ギニーであったことから「100ギニーカップ」とも呼ばれています。この純銀製の水差しのことを「カップ」と呼んでおり、「アメリカ号の（勝ち取った）カップ」と言う意味で「アメリカズカップ」&#8221;America&#8217;s Cup&#8221; と呼ばれるようになりました。<br />
イギリス艇に勝利したアメリカ号は、アメリカに戻ることなくイギリスで売却され、カップだけがアメリカに持ち帰られました。持ち帰られたカップはNYYCの会長でシンジケートのメンバーでもあった John Cox Stevens の手元に置かれていましたが、1857年7月8日にシンジケートからNYYCに贈与されました。その時に、カップに付された手紙（贈与証書）に現在のアメリカズカップの憲法とも言われる以下のような内容が記されていました。</p>
<p><span class="navy">「いかなる国のいかなる組織のクラブであっても、そのクラブのメンバーの要請により、いつでも、このカップを目指したレースを行うことを要求する権利を有する。</span><span class="navy">&#8230; </span><span class="navy">カップはクラブ所有とし、クラブのメンバーや優勝艇のオーナーの所有するところなってはならない。そして、全ての国のヨットクラブが上述したレースに参加できるという規定は、このカップと共に永久に変わらないものであり、そのため、国家間の友好的な競争のための永久の挑戦杯とする。</span><span class="navy">&#8230;</span><span class="navy">レースはカップを保持しているディフェンダー（防衛クラブ）とチャレンジャー（挑戦クラブ）の</span><span class="navy">1</span><span class="navy">対</span><span class="navy">1</span><span class="navy">のマッチレースで行われる。」</span></p>
<p>これ以外にも、挑戦艇は自走にて回航してくることや、ヨットのサイズ、レース海域などについても記載されていましたが、現在は適宜の修正が行われ現在に至っています。</p>
<h2><span id="toc9">第一回アメリカズカップ</span></h2>
<p>カップを奪われたイギリスの関係者やレースを主催したRYSの屈辱感は非常に大きく、何とかカップを奪還しイギリスの面子を取り戻さなければならないという機運が高まっていましたが、実際には最初のアメリカズカップが行われたのは、ワイト島一周レースから19年もの後の1870年となってしまいました。その裏側には1867年に行われた同レースにおいて、イギリス艇のカンブリア号がアメリカ艇のサフォー号をようやく（初めて）破ったからです。それまでイギリス艇はアメリカ艇に全く歯が立たず、ようやく勝利することができたことで自信を得て、アメリカズカップに初挑戦したというわけです。<br />
そうして行われた第1回アメリカズカップでしたが、NYYCの最新艇マジック号がイギリスの挑戦艇であるカンブリア号を破ってカップを初防衛し、イギリスのカップ奪還は阻止されました。</p>
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<h2><span id="toc10">第二次大戦以前は米英対決だけだった</span></h2>
<p>現代のアメリカズカップは、世界各国から集まったチャレンジャー選抜レースである「クオリファイヤーズ」とチャレンジャーを最終的に決定する「チャレンジャー・プレーオフ」により挑戦艇を1艇に絞ります。その後に本戦である簿防衛艇と挑戦艇の1対1のマッチレースである「アメリカズ・マッチ」が行われますので、挑戦者は予選を勝ち上がり、最終的には何処の国のヨットクラブが挑戦者になるかは、予選が終わるまでわかりません。しかし、第二次世界大戦以前のアメリカズカップではイギリスのカップ奪還のためだけのレースであったとも言えます。この裏側には、挑戦艇はレース開催地まで自走にて回航しなくてはならないというルールがあったことから、その他の国からの参加は非常に困難だったことが挙げられます。また、諸外国のヨットクラブも米英だけの対決だという理解だったこともあり挑戦するヨットクラブは出てこなかったわけです。また、起源となるワイト島一周レースにはアメリカから自走でやってきたアメリカ号が見事勝利しましたが、大西洋を渡ってニューヨークまでの外洋航海をする挑戦艇に対して、迎え撃つアメリカ側の防衛艇は外洋航海をする必要が無かったことから、沿岸レース向けの艤装を行うだけの仕様で造ることができたことから、外洋仕様と沿岸仕様ではその差は歴然としておりハンディキャップはあったものの防衛艇に非常に有利でした。</p>
<h3><span id="toc11">紅茶王トーマスリプトンと「Jクラス」</span></h3>
<p>第二次世界大戦までにイギリスは1870年から1937年までの間に16回の挑戦を行い、船のサイズやセイルエリアを広げるなどで大型化の一途を辿り、最大で137フィート（約42メートル）のものまで出現しました。<br />
1899年の第10回から5回もの挑戦をし続けた紅茶で世界的に有名な Sir Thomas Lipton（サー トーマスリプトン）は、1930年の第14回目の挑戦に際してアメリカズカップ史上初めてNYYCに対してユニバーサルルールの適用を求め、3ヶ月間の交渉の末に「Jクラス」を採用することにNYYCと合意しました。これにより同じレーティングでハンディキャップ（タイムアローアンス）無しのレースが実現することとなりました。</p>
<p>実のところ、リプトンにとって当初アメリカズカップへの挑戦は紅茶をアメリカにも広める商業的な目的で参戦していました。しかし、晩年事業から退いた後、彼は本格的にアメリカズカップを手にする（勝つことが）目的に変って行きました。そこで、1930年の挑戦に際してはユニバーサルルールを強く求めたわけです。Jクラス艇では以後、第二次世界大戦までの間にリプトンの1930年の挑戦を含むと3回のレースが行われました。しかし、リプトン自身は1931年に急死することで最終的カップを奪取することはありませんでした。</p>
<h2><span id="toc12">最後に&#8230;（第二次世界大戦以前のアメリカズカップ）</span></h2>
<p>今回は、アメリカズカップの起源から第二次世界大戦までをご紹介しました。本文でもご紹介したように、初期のアメリカズカップは米英対決の場としてイギリスのカップ奪還レースのみの目的で行われていました。海洋先進国であったはずのイギリスが途上国であったアメリカに負けてしまい、ヴィクトリア女王から賜ったカップをアメリカに持ち去られてしまったわけですから、英国内での落胆は計り知れないほどでしたでしょう。また、20年近く挑戦が出来なかったほど、技術的な開きがアメリカとあったことも、イギリスにとってはこれほど屈辱的なことは歴史上無かったのではないかと思います。それほど、アメリカの産業は急激に発達を続け、アメリカが世界最大の経済国にまで上り詰めたわけですから、その勢いをイギリスは止めることが出来なかったと言っても過言ではないと思います。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2019/07/americas-cup-j-class.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-2529" alt="アメリカズカップ　Jクラス" width="300" height="261"></p>
<p>そこに商業色を入れた紅茶王のリプトンは、まさに先見の明があったと言えると思います。彼はカップ（勝つこと）よりも紅茶をアメリカに広める、いわゆるセールスプロモーションをアメリカズカップを利用して展開し、30年以上も参戦し続けたわけです。彼の目論みは大成功したと言えると思います。また、彼のアメリカズカップのみならずヨット界に対する功績も無視できません。アメリカズカップにユニバーサルルールの採用を呼びかけ、あの優美なJクラスヨットをアメリカズカップ艇としたことです。彼の働きかけが無ければJクラスは生まれていなかったでしょう。Jクラスでのアメリカズカップレースは第二次世界大戦の勃発により僅か3回しか行われませんでしたが、Jクラスヨットは現代にレストアまたはレプリカとして造船され、現代でもJクラスのスーパーヨットレースなどが行われていることは、特筆できる点だと思います。</p>
<p><span style="font-size: small">J</span><span style="font-size: small">クラスについては、また別の機会に書きたいと考えています。</span></p>
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		<title>日本一楽しいヨットレース「タモリカップ」の特徴～表彰式編</title>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 22 Oct 2018 09:23:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[タモリさん]]></category>
		<category><![CDATA[タモリカップ]]></category>
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		<category><![CDATA[ヨット]]></category>
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		<category><![CDATA[大バーベキュー大会]]></category>
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					<description><![CDATA[ハンディキャップ方式のヨットレース（クルーザーレース）はレース終了後に行われる表彰式まで最終的な結果が参加者の誰にもわかりません。いくら高性能な船足の早い船が先頭でゴールラインを通過しても、船毎に定められたレーティング（ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ハンディキャップ方式のヨットレース（クルーザーレース）はレース終了後に行われる表彰式まで最終的な結果が参加者の誰にもわかりません。いくら高性能な船足の早い船が先頭でゴールラインを通過しても、船毎に定められたレーティング（ハンディキャップの値）があるからです。ヨットレースでは最終的な得点（スタートからゴールまでの時間にレーティング値を乗じた値）の少ないものから順位が決まります。また、レーティング以外にもペナルティーやプロテスト（抗議）などもあり、レース終了後に全てが確定して初めて順位は決まります。こういう事情でヨットレースでは表彰式で名前を呼ばれるまで参加チームは自分たちが何位なのかわからないドキドキワクワクの状態なのです。</p>
<p>タモリカップでは、表彰式のみならず、他のヨットレースにはない<span class="black b">特徴</span>と<span class="black b">お楽しみ</span>があります。勿論、大会名誉会長であるタモリさんから直接トロフィーを受け取り握手できて記念撮影までできるという、なかなか体験できない機会もありますが、そんなことは序の口で、そんなものだけでは終わりません。<br />
今回はそこのところをお話したいと思います。</p>

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<h2><span id="toc1">タモリの大バーベキューパーティー</span></h2>
<p><span class="black b">『「タモリカップ」、またの名を「巨大なバーベキュー大会」だと勘違いしている人も実に多い。私のことを、”全国を旅する日本一のバーベキューオーガナイザー”と呼ぶ人もいる。ヨットを楽しみ、バーベキューも楽しむ。走って競って、食べて飲んで、歌って踊って・・・・・楽しみ方はあなた次第。完全燃焼するまでがタモリカップです。　タモリカップ大会名誉会長　森田一義』</span>　<span style="font-size: x-small;">（引用：タモリカップ横浜大会2018パンフレット）</span></p>
<p>このタモリさんのコメントにあるように、タモリカップの表彰式は巨大なバーベキュー大会でもあります。表彰式＆大バーベキュー大会に参加する人数は今や2500人、バーベキューグリルの台数も10人掛けの席に1台のグリルでも250台以上がテーブルにセッティングされている様子は正に壮観！「日本一のバーベキューパティ―」なのです。このバーベキューが始まったのは第3回大会からで、タモリさんたちの想定を超えた59艇がエントリー、およそ500人の参加者となったため、この規模で食事と言えばバーベキューしかないということで始まったそうです。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-925" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/tamori-e1540200106433.jpg" alt="" width="300" height="300" /></p>
<h2><span id="toc2">タモリさん手作りカレーが食べられる！</span></h2>
<p>ヨットレースで肝心な表彰式ですが、先ずは参加者には表彰式よりもお腹を満たしてもらうと言うのがタモリカップ流です。バーベキュー以外にも協賛各社の食べ物が屋台村形式で沢山出ています。例えば<span class="black b">タモリさん自ら手作りの森田水軍カレー</span>をはじめ、牛丼の吉野家、はままるうどん、かれーうどん千吉、ラーメン・せたが屋、ピザ・ナポリの窯、フォルクスのローストビーフ、富士宮やきそばなどなど、とにかく食べもの盛りだくさんです。飲み物もアサヒビール、ダイドードンリンコと、<span class="black b">食べ放題飲み放題</span>です。<br />
タモリさんはカレー作りのために会場入りされてからご自身でカレー作りをされることはタモリカップでは有名な話です！ いつも大人気でご飯が足らなくなった年もあるくらいですが、カレーは参加者に十分行き渡る量を作られているなんて、凄いことですよね。</p>
<p>表彰式はお腹が少し満たされた頃におもむろに始まります。</p>
<h2><span id="toc3">表彰式の司会者は元フジテレビの内田恭子さん</span></h2>
<p>タモリカップ横浜大会のパンフレットでは、表彰式＆大バーベキューパーティーについてこう説明されています。</p>
<p><span class="black b">タモリカップの名物といえば、日本最大規模を誇る「表彰式・大バーベキューパーティー」。これぞ真夏に開催される海フェスならではの醍醐味です。森田名誉会長が自ら作る”森田水軍カレー”を始め、全てフリーフード＆フリードリンク。そして、今年もオルケスタ・デラ。ルスが登場。<br />
司会は”ヨット界のアイドル”生粋のハマッ子、内田恭子さん。そして、ニッポン放送人気パーソナリティの垣花正アナウンサー。バーベキューオーガナイザー森田名誉会長のもと、タモリカップ名物となった日本最大のバーベキューパーティーをお楽しみください。フィナーレで、栄光の優勝トロフィーを手にするのはどのチームか。手に汗握る瞬間をお見逃しなく！</span>　<span style="font-size: x-small;">（引用：タモリカップ横浜大会2018パンフレット）</span></p>
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<h2><span id="toc4">表彰式の後はサルサナイトで盛り上がる</span></h2>
<p>タモリさんがサルサが大好きということで、夏の終わりのヨットフェスを最高に盛り上げるため、日本が誇るキング・オブ・サルサバンド『オルケスタ・デラ。ルス』が出演。1984年に結成し今年（2018年）で34年目を迎える世界的に有名なサルサバンドで、ビルボード誌ラテンチャートで11週連続1位獲得を始め、国際平和賞受賞、アメリカのグラミー賞ノミネートなど輝かしい活動を展開しているバンドでタモリカップには7年間連続出演するなど、今やタモリカップに無くてはならない存在となっています。</p>
<h2><span id="toc5">最後に</span></h2>
<p>タモリカップはタモリさんの「ヨット界を盛り上げたい」という主旨により、タモリさんが仕掛けた様々なアイデアや企画が満載のヨットレースだということはおわかり頂けましたでしょうか。ヨットレースというよりも、ヨットレース＋サマーナイトフェスと言った2部構成と言った方が適切かもしれません。レースに実際参加したメンバーだけでなく、その家族や知り合いもバーベキューパーティーに参加可能なのも凄いところです。</p>
<p>2019年度は最大規模の横浜大会の開催地、横浜ベイサイドマリーナの周辺地区再開発工事により開催ができないことが伝えられています。これだけ規模が大きくなるとスペースの問題や様々な調整ごとなど、開催地の選定は非常に大変なことが想像できますが、来年度もタモリさんの企画力と工夫により驚くような開催地が設定され多くのヨットマンが集結することを楽しみにしています。</p>
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		<title>日本一楽しいヨットレース「タモリカップ」の特徴～クラスカテゴリー編</title>
		<link>https://malu-sailing.com/archives/865</link>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 19 Oct 2018 15:10:18 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[セイリング]]></category>
		<category><![CDATA[タモリさん]]></category>
		<category><![CDATA[タモリカップ]]></category>
		<category><![CDATA[ヨット]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットが好きな人とつながりたい]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットイベント]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットレースクラス分け]]></category>
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					<description><![CDATA[ヨットレースは、アメリカズカップのようなワンデザインレース（同じ設計やレギュレーションのヨットで競う）とハンディキャップレース（いろいろな種類のクルーザーが参加して競う）があります。ワンデザインレースは、車のレースで言え [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ヨットレースは、アメリカズカップのようなワンデザインレース（同じ設計やレギュレーションのヨットで競う）とハンディキャップレース（いろいろな種類のクルーザーが参加して競う）があります。ワンデザインレースは、車のレースで言えば、F1、F2というような感じです。ハンディキャップレースはゴルフのコンペのような感じで、老若男女関わらず参加できる代わりにハンディキャップが付いていて、実際のスコアに対してハンディの修正値を加味して最終的な順位を決めるものです。ヨットの世界でも船の性能を評価しハンディキャップを決めています。これをレーティングと言います。</p>
<p>タモリカップはハンディキャップ・オープンレースですが、その中で細かくクラスカテゴリーを分けています。今回はタモリカップの中でも最大規模の横浜大会のクラスカテゴリー分けを見てみたいと思います。</p>

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<h2><span id="toc1">タモリカップのクラス分けは16クラス</span></h2>
<p>タモリカップ横浜大会の参加艇数はおよそ180艇ですが、「イグアナAクラスからFクラス」と「いいともAクラスからKクラス」の合計16クラスに分けられています。このクラス分けによってスタート時間も異なります。スタート時間が異なる理由はレースエリアが狭いので混乱を避けるためです。…と言いながら毎年かなりスタート段階から混乱しているんですが&#8230; 。スタート順は、ガチにレースをするクラスは早くスタートさせ、遅い船のクラスは後ろからのんびり来てもらおうというようになっています。<br />
因みに富山大会はおよそ60艇の参加で7クラスでした。</p>
<p><span class="green">イグアナAクラス</span>「大会主旨を確実に理解してないと思われる船」<br />
<span class="green">イグアナBクラス</span>「大会主旨を理解しているか不明な船」<br />
<span class="green">イグアナCクラス</span>「ぶっちぎりそうな船」<br />
<span class="green">イグアナDクラス</span>「一目おかれている船」<br />
<span class="green">イグアナEクラス</span>「すごく速そうな船（Y-26Ⅱ)」</p>
<p><span class="orange">いいともAクラス</span>「相当速そうな船」<br />
<span class="orange">いいともBクラス</span>「かなり速そうな船」<br />
<span class="orange">いいともCクラス</span>「速そうな船」<br />
<span class="orange">いいともDクラス</span>「わりと速そうな船」<br />
<span class="orange">いいともEクラス</span>「元気のいい船（Y-25ML)」<br />
<span class="orange">いいともFクラス</span>「元気のいい船（Y-25ML)」</p>
<p><span class="pink">いいともGクラス</span>「そこそこ速そうな船」<br />
<span class="pink">いいともHクラス</span>「ちょっとだけ速そうな船」<br />
<span class="pink">いいともIクラス</span>「大会主旨通りに走れる船」<br />
<span class="pink">いいともJクラス</span>「大会主旨を相当理解している船」<br />
<span class="pink">いいともKクラス</span>「大会主旨を正しく理解している船」</p>
<p>※上記の色分けはスタートグループで、参加艇はリボンでスタートグループが決められています。</p>
<h3><span id="toc2">「イグアナ」と「いいとも」の違い</span></h3>
<p>タモリカップはセーリングクルーザーレースですが、クラス分けで一番大きな違いがあるのが、この「イグアナ」と「いいとも」のカテゴリーの違いです。</p>
<h3><span id="toc3">ヨットレース界の猛者揃いの「イグアナ」</span></h3>
<p>「イグアナ」は簡単に言うとレース艇クラスです。レース用のセイル（帆）や艤装がされていて、いかにも速そうな感じが見て取れます。また、クルーの練習量もかなりのもので、レースチームとして様々なヨットレースに参加して活躍している猛者揃いがイグアナクラスに入る面々です。<br />
※イグアナEクラスはY-26Ⅱというヨットのワンデザインクラス（&#8221;YAMAHA 26Ⅱ&#8221;だけのクラス）です。イグアナクラスはヨットにグリーンのリボンが付けられ、識別できるようになっています。</p>
<h3><span id="toc4">普段はのんびりクルーズの「いいとも」</span></h3>
<p>「いいとも」クラスはクルージング艇クラスです。しかし、このクルージング艇の中にもレーサークルザーとしてデザインされている船もあります。そこで船によってレーティングさており、そのレーティング値の高いものから低いものに順に並べてグルーピングしたのがクラスになっています。</p>
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<h2><span id="toc5">タモリカップの大会趣旨とは？</span></h2>
<p>クラス分けのクラス名の後に書かれている中に「大会趣旨・・・」と書かれているクラスがあります。この大会趣旨ですが、実はこれを明文化したものは見当たらないのですが、横浜大会2018のパンフレットにこんなことが書かれています。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-884" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/015feb4587936d8f1727af462a7ff717a057c7dabc-1.jpg" alt="" width="300" height="300" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/015feb4587936d8f1727af462a7ff717a057c7dabc-1.jpg 300w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/015feb4587936d8f1727af462a7ff717a057c7dabc-1-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/015feb4587936d8f1727af462a7ff717a057c7dabc-1-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/015feb4587936d8f1727af462a7ff717a057c7dabc-1-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /><br />
<span class="black b">「タモリ会長のワンポイントアドバイス」</span>として、書かれている内容は以下の通りです。</p>
<p><span class="black b">「今大会はヨットレースとしては日本最大規模の参加艇数がエントリーしています。そこで、参加する皆さんに一言申し上げます。このレースは、日本一楽しいヨットレース、あのタモリカップであることをお忘れなく！　たとえ優勝してもそれほどエラいもんじゃありません。間違って優勝などしようものなら、みんなから、たぶん笑われます。勝負の中にも”譲り合いの精神”と”助け合い”そして”笑顔”を忘れずに安全第一でレースを楽しんでください。」</span><span style="font-size: x-small;">（引用：タモリカップ横浜大会2018パンフレット）</span><br />
つまり、タモリカップは<span class="black b">「日本一楽しいヨットレース」</span>であることが主旨であり、レースを楽しもうということを言っています。<br />
また、レース公示の参加資格の部分には<span class="black b">「クレームを言わない人。」</span>という項目があります。クレームを言う人も聞く人も楽しくありません。タモリカップは、<span class="black b">とにかく楽しむことをメインに勝負事は二の次</span>でやりましょうということなのです。</p>
<h2><span id="toc6">タモリカップ・クラスカテゴリーの何が凄いのか</span></h2>
<p>およそ180艇の参加で16クラスという事は、クラス優勝が16チームあるという事です。1クラス10艇程度の中で優勝の可能性があるのですから、やる気も出ますし、今年ダメでも来年こそは！と頑張ろうと思いますよね。そして、タモリさんのいるステージ上に呼ばれてトロフィーと記念品、そして何よりもタモリさんとの記念撮影ができるわけですから、こんな凄いことはなかなかありません。</p>
<p>ほとんどの人たちがタモリさんに会いたくてこのヨットレースに参加しているわけですから・・・。</p>
<p>（日本一楽しいヨットレース「タモリカップ」の特徴、更に次回へつづく）</p>
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		<title>日本一楽しいヨットレース「タモリカップ」の特徴～海上パレード</title>
		<link>https://malu-sailing.com/archives/793</link>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 18 Oct 2018 00:45:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットレース]]></category>
		<category><![CDATA[タモリさん]]></category>
		<category><![CDATA[タモリカップ]]></category>
		<category><![CDATA[ベストパフォーマンス賞]]></category>
		<category><![CDATA[ヨット]]></category>
		<category><![CDATA[ヨットが好きな人とつながりたい]]></category>
		<category><![CDATA[レガッタ]]></category>
		<category><![CDATA[日本一楽しい]]></category>
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					<description><![CDATA[前回はタモリカップの変遷についてお話をしました。…と言うか変遷をまとめるだけで終わってしまいましたが、今回から数回に分けてタモリカップの凄さである特徴についてお話をしてゆきたいと思います。 特徴をご紹介する前に、タモリさ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>前回はタモリカップの変遷についてお話をしました。…と言うか変遷をまとめるだけで終わってしまいましたが、今回から数回に分けてタモリカップの凄さである特徴についてお話をしてゆきたいと思います。<br />
特徴をご紹介する前に、タモリさんがどうしてタモリカップをやり始めたのかということを知ると、よりタモリカップを理解して頂けると思いますので、先ずはそこからお話を始めます。</p>

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<h2><span id="toc1">タモリさんがタモリカップを企画した理由</span></h2>
<p>タモリカップが始まって10年、今やヨットの一大祭典となったタモリカップですが、タモリさんが自分を冠にしたヨットレースを企画した理由について、あるインタビューでこう語っています。</p>
<div>
<p><span class="black b">「ヨットを愛する人の数が年々減ってきているんです。このままじゃいかん、なんとか盛り上げようとタモリカップを発足しました。」</span><span style="font-size: x-small;">（引用：<a href="http://www.logos.ne.jp/monthly-logos/3/3/"><span class="blue">月刊LOGOS</span></a>）</span></p>
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<p>単なるヨット好きが単にレースを主催するのではなく、ヨット人口の減少に歯止めをかけるため、ヨットって楽しいんだ、是非出てみたい、こんなに楽しそうだったらヨットをやってみたいという気持ちを起こさせるものをやってやろうという従来型の日本のヨットレースやヨットイベントの概念を大きく超えたタモリさんのアイデアや気概をタモリカップの随所に見ることができます。</p>
<h2><span id="toc2">海上パレード</span></h2>
<p>ヨットレースのエントリーは事前申し込みのうえ、レース当日に出艇申告を大会本部受付で行うのが通常です。しかし、タモリカップはこの段階で既に一味も二味も違います。帆走指示書にはこう書かれています。</p>
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<p><span class="black b">『出艇申告は、海上のタモリ艇とレース・コミッティー・ボートの『G 旗』 を掲揚しているポールの間をポートタックで 9 月 1日 9：30～10：50 の間に通過する事で完了される。』</span><span style="font-size: x-small;">（引用：タモリカップ横浜大会2018 帆走指示書）</span></p>
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<p>つまり、タモリさんが乗るフラッグシップの前をレースに出走するヨットはタモリさんを左に見て指定時間帯に通過することで出艇申告が完了するというのです。またそれだけではありません。</p>
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<p><span class="black b">様々な大爆笑パフォーマンスが繰り広げられるのがタモリカップの恒例行事&#8221;海上パレード”。スタートラインに向かう皆さんを森田大会名誉会長が激励する。言わばタモリカップの出陣式。「タモリカップの観艦式みたいなものです」（森田大会名誉会長）</span><span style="font-size: x-small;">（引用：タモリカップ横浜大会2018 パンフレット）</span></p>
<div class="m10-b"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-816" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/enter.jpg" alt="" width="300" height="300" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/enter.jpg 300w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/enter-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/enter-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/enter-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /><br />
この出艇申告でタモリさんの前を通過するとき出走艇は其々に趣向を凝らしたパフォーマンスを行い、大会の目玉である<span class="black b">「ベストパフォーマンス賞」</span>を目指して競うのです。審査はタモリさん1人の独断と偏見で決まるそうです。また、総合司会を務める元フジテレビアナウンサーの内田恭子さんが選ぶ<span class="black b">「ウッチー賞」</span>もあります。レースだけでなく、こういう部分で参加して楽しんで欲しいというタモリさん独特の仕掛けとも言えます。</div>
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<h2><span id="toc3">速くなくても楽しめればいいという精神</span></h2>
<p>ヨットレースと言うと、やはり速さを競うものです。船の性能や操船のレベルが高くなければ早く走ることはできません。ハンデキャップはありますが、やっぱりレースで優勝するのは百戦錬磨のチームだったりします。レース何て興味無いよ、自分の船は速くないし…という人も居ます。しかし、タモリカップはレースに参加する全てのチームに楽しんでもらいたいという精神が貫かれています。タモリさんが来るなら、生タモリを見に行ってみるかと言うだけでもいいわけです。本気でタモリさんの前でバカな仮装をすることで表彰式の壇上に登りタモリさんと記念写真を撮ることを夢見てパフォーマンスで頑張るヨットレースがあったっていいんじゃないっていう、タモリさん独特の目線での考え方ですね。しかし、これはやってる人も周囲で見ている人もやっぱり楽しいものです。</p>
<p>2018年のパンフレットにタモリさんの言葉があります。<br />
<span class="black b">「回を重ねるごとにレベルアップしていく各チームのパフォーマンスに、毎年、腹を抱えて笑いながら感心している。さすがはヨットマン！　そのセンスとパワーは、誰にもまけていない。大いに笑われてくれることを願う。いい歳こいてナニやってんだと。そこに価値を見出せない人間が不幸だ。いい歳こいてるからできるのだ。　大会名誉会長 森田一義」</span>　<span style="font-size: x-small;">（引用；タモリカップ横浜2018パンフレット）</span></p>
<h5><span id="toc4">少し余談になりますが…</span></h5>
<p>僕たち夫婦が乗ったチーム艇が2017年の横浜大会でこのベストパフォーマンス賞に選ばれました。レース後のパーティーで表彰式があり、自分たちは全く関係ないと思っていたところにチーム名が呼ばれステージにチーム全員で行きタモリさんと握手させて頂きました。他のチームが趣向を凝らした華やかな仮装をする中、僕たちのチームはサラリーマンチームということでダークスーツにネクタイ姿、タモリさんのトレードマークであるサングラスを掛け大会参加景品として配られるキャップ（2015年は黒）を被り、まさに全身黒ずくめでタモリさんの方を全員向いて帽子を手に持ちご挨拶しながら前を通過しました。<br />
シュールな感じがタモリさんにウケたのかな？なんてチームメンバーとは話ていますが、選出理由は今や謎です。</p>
<p><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-843" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/01abec0b4661a2a7124b992f56f02b23cc66f54e58.jpg" alt="" width="300" height="300" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/01abec0b4661a2a7124b992f56f02b23cc66f54e58.jpg 300w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/01abec0b4661a2a7124b992f56f02b23cc66f54e58-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/01abec0b4661a2a7124b992f56f02b23cc66f54e58-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/01abec0b4661a2a7124b992f56f02b23cc66f54e58-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /></p>
<p>（日本一楽しいヨットレース「タモリカップ」の特徴、次回につづく）</p>
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