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	<title>トリマラン | ヨットを楽しむ ～MALU SAILING～</title>
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		<title>「究極クラス」と呼ばれる巨大高速トリマランレーサー</title>
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		<pubDate>Tue, 02 Jun 2020 14:56:49 +0000</pubDate>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>ヨットはモノハルよりもマルチハルの方がスピードが速くできるということは以前の記事で少し触れたことがありますが、ヨット界最高峰のレースであるアメリカズカップは、まさにそのことを歴史が証明しています。帆船対決に始まり、Jクラス～世界大戦後の12メータークラス～アメリカズカップクラスと呼ばれるスーパーモノハル、そしてモノハル対マルチハル対決となり、2010年の第33回アメリカズカップではついにモンスタートリマラン（水線長90フィート、幅90フィート）が登場し、マルチハルがモノハルに比べて高速で帆走できるということをある意味立証してきました。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/AC33.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5899" alt="アメリカズカップのモンスタートリマラン" width="350" height="250"><br />
さて、このモンスタートリマランですが、実はヨーロッパではアメリカズカップに採用されるかなり以前からヨットでの世界最速を競う場で採用されてきており、その流れがアメリカズカップに及んだわけですが、今もトリマランによる世界最速チャレンジが続いています。</p>
<p>今回は、日本ではあまり取り上げられることの無い巨大トリマランについて、お話をしてみたいと思います。</p>

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</div>
<h2><span id="toc1">トリマランと世界一周最速チャレンジ</span></h2>
<p>トリマランとヨットによる世界一周最速チャレンジは切り離せない関係性があります。それは、トリマランの安定性の高さとスピードの速さからです。</p>
<h3><span id="toc2">ゴールデングローブレース</span></h3>
<p>それは、世界初の単独ヨット世界一周を競う、1968年から1969年に渡って行われた「ゴールデングローブレース」&#8221;Sunday Times Golden Globe Race&#8221; に挑戦したドナルド・クローハーストが用いたヨットがトリマランだったからです。クローハーストは、ヨットの経験が全くないままの挑戦で一躍有名人となったわけですが、この時に彼がトリマランを採用したのには、モノハルよりもスピード面で優位であることが挙げられます。結局、彼のチャレンジは成功はしませんでしたが、当時の人たちは彼の挑戦を無謀だと思いながらも、トリマランの帆走性能の高さ（つまり、速さ）から、彼が世界最速保持者になるのではないかと予測した人も多く居たようです。</p>
<p>クローハーストとゴールデングローブレースについては、昨年（2019年）1月に日本では劇場公開された映画「喜望峰の風に乗せて」で詳しく描かれています。<div id="rinkerid4881" class="yyi-rinker-contents  yyi-rinker-postid-4881 yyi-rinker-img-m yyi-rinker-catid-10 ">
	<div class="yyi-rinker-box">
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		<div class="yyi-rinker-info">
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									喜望峰の風に乗せて(字幕版)							</div>
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</div>
</p>
<p>それほど昔から高い帆走性能を評価されていたトリマランですが、やはり耐候性能（高い波や突風時）に問題があり、しばらくの間は耐候性が高く復元力のあるモノハルクルーザーが世界一の座を多く占めていました。</p>
<h3><span id="toc3">ジュールヴェルヌトロフィー</span></h3>
<p>このチャレンジは、その名の通りフランスの小説家であるジュール・ガブリエル・ヴェルヌ &#8220;Jules Gabriel Verne&#8221; が書き、1873年出版された「八十日間世界一周」&#8221;Le tour du monde en quatre-vingt jours&#8221;/英題では &#8220;Around the World in eighty Days&#8221; という冒険小説が元となっているもので、それに因んでスタートからゴールまでの全てをセーリングで80日以内の最も短い期間でゴールした者に与えられるもので、ヨットの形や大きさ、クルーの人数などの制限は一切なく、トロフィーは記録を更新すると旧保持者から新記録者に継承授与されるという、世界一周の最短記録を狙うスピードトライアルです。</p>
<p><a href="http://www.tropheejulesverne.org/en/"><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/8efb912dae7c46fc0e5bbbfc3fd8c788.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5900" alt="ジュールベルヌトロフィー" width="350" height="292"></a><br />
80日以内で世界一周をするという目標を達成するためには、およそ27000マイルを平均速度14ノット以上でセーリングする必要があり、それが達成されたのは1993年のことで、最初にトロフィーを手にしたのは79日6時間15分56秒の記録を残した COMMODORE EXPLORER号（長さ28メートル、全幅13.6メートル、重量は10トン、カタマラン）でしたが、1997年以降はトリマランヨットによる記録更新が続き、現在トロフィーの保持者は2017年に40日23時間30分30秒の記録を持つ IDEC Sport号（長さ31,50 メートル、全幅22,50メートル、排水量18トン）が世界最速の証であるジュールヴェルヌトロフィーを現在（2020年6月現在）も保持しています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/IDEC-Sport.png" class="aligncenter size-full wp-image-5902" alt="IDEC Sport" width="350" height="306"></p>
<p>また、世界最大のトリマランレーサーである SPINDRIFT2号（長さ40メートル、全幅23メートル、重量23トン）が2019年に、この世界一周チャレンジにエントリーしましたが、ラダーの不具合により途中リタイアとなってしまいました。トラブルが無ければ記録更新は確実と言われていただけに非常に残念で次のチャレンジの予定は未定です。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/SpinDrift.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5903" alt="SpinDrift 2" width="350" height="300"></p>
<h2><span id="toc4">大西洋横断の「究極」と呼ばれるクラス</span></h2>
<p>巨大なトリマランのことが日本にはあまり聞こえてこない最大の理由は、主戦場が大西洋であること、そしてヨットの国籍が全てフランスだという2つの大きな理由があります。先にご紹介したジュールヴェルヌトロフィーの挑戦者は世界中どこからでも制限は有りませんが、フランス国籍の巨大トリマランの戦いとなっており、アメリカ、イギリス、イタリアなどのヨットが非常に盛んな国々からのエントリーが無いことが、大きな理由だと言えます。<br />
そんな巨大トリマランクラスですが、フランスではこのクラスのことを &#8220;Classe Ultime&#8221;（究極クラス）と呼んでおり、2014年のルートデュラム &#8220;Route du Rhum&#8221;（大西洋横断シングルハンドヨットレース）から60フィートを超えるマルチハルヨットのことをそう呼ぶようになりました。（それまではマキシマルチハルと一般的には呼んでいたようです。）</p>
<h3><span id="toc5">ルートデュラム</span></h3>
<p>ルートデュラム &#8220;Route du Rhum&#8221; はその名の通り、カリブ海からヨーロッパにラム酒が伝導したルートを辿るヨットレースとして1978年から続く、4年に1度行われる大西洋横断シングルハンドヨットレースでシングルハンドのレースイベントとしては最大規模のものです。直近のレースは2018年に行われ、初回から数えて40周年の第10回目という記念の大会でした。</p>
<p>このレースの特徴は、非常に幅広いカテゴリー（クラス）のヨットが一斉にフランスのサンマロからカリブ海のグアドループに向けスタートするというもので、2018年の大会では6カテゴリーに総勢123艇が集まり、そのうち Classe Ultime には6艇が参加、悪天候などの影響と参加艇には数々のトラブルに見舞われるなどしながらも、4艇が完走しました。</p>
<p>クラス優勝したのは、ジュールヴェルヌトロフィーを保持する IDEC SPORT号で、7日14時間21分47秒でゴール。2位の Macif号（長さ30メートル、全幅21メートル、重量14.5トン）は、トップと7分8秒の僅差でゴールとなりました。</p>
<div class="m30-b">下の動画は優勝した IDEC SPORT号で、新型のジェネカーなどのヘッドセイルを展開するときやセイルのトリミングの際に足の力使ってウインチ操作ができるようにエアロバイクのように自転車そのものがウインチに連動するように据付られており、以下の動画でその様子を見ることができます。</div>
<div class="m30-b">
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/wivsTs2pl4A" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
</div>
<div class="m30-b">僅差でのゴールとなった Macif号の動画です。右舷の中央部付近にダガーボードが見えます。これでポートタックで右舷はフォイリングして浮いた状態で帆走している様子です。こんな大きなヨットでもフォイリングさせることで水の抵抗を最小限にすることで最高40ノット近くのスピードが出るそうです。</div>
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/6qj7jngXM5E" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
<h3><span id="toc6">ブレストアトランティクス</span></h3>
<p>Brest Atlantiques は、フランス西部の街ブレストから大西洋を斜めに横断しながら南下し、メキシコのリオに向かい、リオで東に転針し、南アフリカのケープタウンに向かい、ケープタウンからブレストに戻る、14000マイルをダブルハンド（2人のスキッパー）と1人のメディアマンが乗船し、Ultim 32/23クラス（全長32メートル以内、全幅23メートル以内のUltimeトリマラン）の4艇によるノンストップ大西洋横断ヨットレースです。</p>
<p><img decoding="async" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques.jpg" class="aligncenter size-full wp-image-5905" alt="BrestAtlantiques" width="350" height="351" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques.jpg 350w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques-320x320.jpg 320w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2020/06/BrestAtlantiques-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 350px) 100vw, 350px" /></p>
<div class="m30-b">このレースで面白い部分としては、メディアマンの存在です。写真、映像（ドローンも含む）、状況を伝える文章などをレース艇から送信することで、レースのストーリーを内側から伝えます。また、メディアマンは2人の共同スキッパーの専属料理人でもあります。但し、ナビゲーションや気象分析、操船の手助けなどは一切できません。メディアマンは、メディアの仕事と料理人としてスキッパーをサポートし、ノンストップレースで最も大切なスキッパーの睡眠時間をより多くとれるようにする役割も果たしています。</div>
<div class="m30-b">
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/JwUxgUc4r00" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
</div>
<div class="m30-b">このレースは、2018年のルートデュラムで多くの Ultimeトリマランが故障や破損をしたことから、以降のレースに参加できない状況が続き、エントリー艇が少なく開催できなかったレースがあったことなどを受けて開催が決定されたものですが、今後定期的な開催が検討されています。</div>
<div class="m30-b">
<div class="al-c"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/Lnwv0H6HQCY" width="400" height="225" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div>
</div>
<h2><span id="toc7">最後に&#8230; Ultim 32/23 の出現で変わるもの</span></h2>
<p>これまでのマキシトリマランは、大型化の一途を辿り、大型化することが記録に結び付くという流れがありました。しかし、大型トリマランもアメリカズカップ艇同様に、あの大型な船体でフォイリングしながら帆走する時代に突入し、大型化よりも強度や安全性に目が向けられるようになってきています。インショアレースのアメリカズカップと大きく異なり、40ノット近くの速度で大き目の波にぶつかるだけで、かなり大きな力がヨットの各部に掛かり、オフショアでは天候や波浪の影響をもろに受けて船体や部品が壊れてしまうということが近年頻発していることから、このマキシトリマランの世界も見直しが必要な時期にきたと言えるわけです。そこで Ultim 32/23 クラスを設定することでトリマランヨットの新規開発、建造を行い、安全性を高めること、そして更にスピードアップしてゆくということを目指しているわけです。<br />
現状4艇しかいない状況ですが、最終的には9艇にまで増える予定が見えているそうで、徐々に新艇が出てくることで、このクラスも華やかになってくること間違いないと思います。</p>
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		<title>ヨットの種類　～モノハルとマルチハル～</title>
		<link>https://malu-sailing.com/archives/1056</link>
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		<dc:creator><![CDATA[malusailing]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 30 Oct 2018 09:29:53 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヨットの種類]]></category>
		<category><![CDATA[カタマラン]]></category>
		<category><![CDATA[セイリング]]></category>
		<category><![CDATA[セーリングクルーザー]]></category>
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		<category><![CDATA[ヨットを楽しむ]]></category>
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					<description><![CDATA[ハワイのサンセットクルーズ艇の話を連続してご紹介しました。その時にいきなり出てきたカタマラン型ヨットの話ですが、ヨットには大きさ以外にハル（船体）の数の違いによる種類もあります。複数の胴体を持つ船をマルチハル艇と言います [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ハワイのサンセットクルーズ艇の話を連続してご紹介しました。その時にいきなり出てきたカタマラン型ヨットの話ですが、ヨットには大きさ以外にハル（船体）の数の違いによる種類もあります。複数の胴体を持つ船をマルチハル艇と言います。ヨット以外の一般の大型船ではマルチハルの船は殆どみませんが、ヨットの世界ではマルチハル艇をマリンリゾートなどではよく目にすることができます。</p>
<p>そこで今回は、ハルの数によるヨットの種類についてお話ししたいと思います。<br />
</p>
<h2><span id="toc1">マルチハルとは</span></h2>
<p style="text-align: left;">通常の単胴船を<span class="black b">モノハル</span>（Monohull）艇と呼ぶのに対して、複数の胴体を横に並べ胴体の間を枠でつないだ多胴船を<span class="black b">マルチハル</span>（Mulutihull）艇と呼びます。<br />
マルチハル艇には。横に二つ並べた<span class="black b">「カタマラン」</span>(Catamaran)とモノハルに自転車の補助輪のように両脇に少し小型のハルを2つ付けた<span class="black b">「トリマラン」）</span>（Trimaran）の二種類があります。</p>
<p style="text-align: center;"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-1065" src="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/cata.jpg" alt="" width="300" height="300" srcset="https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/cata.jpg 300w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/cata-150x150.jpg 150w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/cata-200x200.jpg 200w, https://malu-sailing.com/wp-content/uploads/2018/10/cata-100x100.jpg 100w" sizes="(max-width: 300px) 100vw, 300px" /><span style="font-size: x-small;">出典：https://www.cata-lagoon.com</span></p>
<h2><span id="toc2">カタマラン</span></h2>
<p>ビーチリゾートなどでよく見るカタマランですが、語源はタミル語（東南アジアで使われる言葉）のkatta-maram「縛った材木」を意味する言葉です。木をくり抜いて作った船は安定性がないために横に並べて縄で縛った船が古代から多用さて来たことから、カタマランと言われ使われてきたのが語源です。</p>
<h3><span id="toc3">カタマランの特徴</span></h3>
<p>先に書いたように、二つの船体を横に並べることで、波のある海でも安定して走ることができます。また、現代のヨットで言えば、モノハルのヨットは風や波で横倒しにならないために船体の30%～50%の重さのバラストキールを船体にぶら下げていますが、カタマランの場合にはその必要がないため、船全体の重さを軽くすることができ、その分早く走ることができます。また、バラストキールが無いので水深の浅いところに行くことができ、更に横幅を広くとることができるので多くの人や荷物を載せることもできるという利点があります。その反面、いちど横倒しになってしまったら全く復元性はありません。また、波に船首が突っ込みバランスを崩し前後に倒れてしまうことも稀にあります。</p>
<h3><span id="toc4">スピードを速くすることができる</span></h3>
<p>カタマランの中でもスピード重視の船は左右の胴体の幅を薄くし水の抵抗を少なくすることで早く走ることができます。また、左右の胴体の間隔を広げることで安定性を高くし風に対する復元性を高くすることで、より大きなセイル（帆）を付けて走らせることができることから、近年のアメリカズカップ（ヨット界最高峰のスピードで争う海のF1レースとも言われる）ではより高速化するためにカタマランタイプの船が使われるようになりました。</p>
<h3><span id="toc5">ビーチリゾートなどで多用されている</span></h3>
<p>水深の浅いサンゴ礁の島の周辺の海や砂浜のビーチに囲まれた島などでその利点を活かして多用されています。また、カタマラン型のクルーザーは、左右の船体幅も大きくすることで、居住スペースや船室数を増やすこともでき、更に左右の胴体を繫ぐ上部のキャビンを広くとることができるので、多くのビーチリゾートでクルージングヨットやチャーターヨットとして活用されています。</p>

<h2><span id="toc6">トリマラン</span></h2>
<p>トリマランは通称で正しくはトライマランと言います。トライは英語のtriから来ている言葉でトリプルやトライアングルなどの「３」を示す言葉です。3つの胴を横に並べ繫ぎ合わせることからトライマランと言われるようになりました。</p>
<h3><span id="toc7">トリマランの特徴</span></h3>
<p>基本的にカタマランとトリマランの機能的な利点や特徴は同じで、トリマランの方がより幅広く横に広げることができることで、風に対する復元性をより大きくでき、それによってより大きなセイル（帆）を付けることができるので、より早く走ることができることが最大の特徴です。<br />
トリマランの場合、スピード重視な面が大きく、それ以外の目的でトリマランするケースがあまり見られません。</p>
<h2><span id="toc8">ヒールさせて走るマルチハル艇もある</span></h2>
<p>大型のマルチハル艇（主にクルーザー）はモノハル艇のようにヒール（風圧による艇体の傾け）させて走ることはありませんが、カタマランディンギーやレーシングマルチハル艇はスピードを上げるために横転する限界点までヒールさせて走らせます。カタマランディンギーなら横転しても何とか起こすことが人手でできますが、大型マルチハル艇では横転した場合起こすことはできないので、限界点での操船が必要になります。</p>
<h2><span id="toc9">最後に</span></h2>
<p>大型のマルチハルヨットは1隻数億円もするので、なかなか乗れる機会は少ないのですが、先にご紹介したようなハワイや世界中のビーチリゾートでは乗合船として気軽に乗ることができます。しかし、本格的なセーリングをしてくれるところは少なく、大体の船が遊覧船のように機帆走で走る物が多いです。もし本格的なセーリングツアーをしている船があれば迷わず乗っておくことをお勧めします。</p>
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