年が改まり、2025年になりました。
白石さんの4度目のVendéeGlobe も前半戦を終え西半球に入っています。
昨年、私は厄年。
しかしそんな事はこれまで全く気にしたことが無かったのですが、振り返ってみると厄年っぽい出来事が色々とありました。
特に終盤の11月から12月は海況がとにかく悪く、更に仕事面でも色々とあって、精神的にも体力的にもかなりしんどい日々が続きました。そして、12月は海況が優れず完全に船を出すことが出来ないまま2024年を終えることになってしまいました。
気分転換に船に行っても、海がバチャバチャ過ぎて船内にいても落ち着かない、結果として日帰り… 更に、いろいろあって気持ちも落ち着かないとあって完全に参ってました…
しかし、ようやく年末あたりから、なんとなく復活傾向に入りました。
白石さんの VendeeGlobe は、今回は上位争いが期待されていましたが、前半戦でメインセイル系のトラブルに見舞われ、上位争いからは完全に離脱せざるを得ない状況になってしまいました。しかし、淡々と船を修理して戦列に復帰する白石さんの姿は気持ちも体も弱ってしまった私にとっては、復活の大きなヒントや力になりました。
現在、白石さんは西半球の南氷洋上をセーフティーラインギリギリを攻めつつホーン岬を目指して帆走っています。今は薄暗い南氷洋で淡々と帆走らせるしかないと白石さん自身がコメントされてますが、人生もそんな時がまさにあります。何をやっても、淡々とその時の流れを受け入れて走り続けるしかない時があります。今の私は、まさにそんな時なのだと思います。
しかし、必ず明かりが見えてくる。頑張ればその先に見えてくるものがあると信じて走り続けるしかありません。
今年は私は後厄だそうです。
早目に厄を落としてしまいたいところですが、まだまだ超えるべき山がいくつかあるし、解決してゆかなければならないこともあります。
しかし、逃げることなく、諦めることなく、とにかくセイルを上げて前に進んでいくしか無い、まさにVendeeGlobeの白石さんの姿を重ね合わせ、私は私のやるべきことを淡々とやり進めていくことしか、やれる事はありません。
その先に明るい光が必ず見えてくると信じて、今年も頑張ります。