ヨット雑学•雑記

ヨットを係留できる場所の仕組み

ヨットでクルージングと言うと、港に立ち寄って停泊や休憩したり、食料や燃料を補給したりすることがあります。しかし、港があればどこでも自由に係留できるわけではありません。岸壁が空いていても利用できないことがあれば、事前に許可を得ることで係留でき...
ヨットはどう変わってきた

11. 数学者たちが挑んだヨット造り

1661年10月、英国王チャールズ2世と弟のヨーク公ジェームズは、それぞれのヨットで100ポンドを賭けた競走を行いました。実は、当時のテムズ川では、船の速さを競うこと自体は珍しいものではありませんでした。川を行き交う船頭たちには競走の文化が...
ヨットギア

ヨット用ロープの進化

ヨットには、ハリヤードやシート、係留ロープなど、さまざまな用途のロープが使われています。ロープを交換する際には、これまでと同じ太さのものを選ぶこともあれば、少し太くしたり、細くしたりすることを考えることもあるでしょう。特に古いヨットでは、建...
ヨットのメンテナンス

ヨットのステンレスと錆対策

ヨットには、さまざまな場所にステンレスが使われています。デッキを囲むパルピットやスタンション、セイルを支えるリギン、各種の金具やボルトなど、普段何気なく目にしている部品の多くがステンレス製です。ステンレスといえば、錆びにくく、海水にも強い金...
ヨット雑学•雑記

ヨットにはチーク材が何故使われるのか

ヨットのデッキやコックピット、船内の家具などには、古くからチーク材が使われてきました。我がMALU号でも、コックピット周りの床面だけチークが貼ってあります。海水や雨、強い日差しにさらされるヨットにとって、木材は決して扱いやすい素材ではありま...
ヨット用語

ヨット用語に戸惑う 〜揺れと動き〜

ヨットで海を走っていると、波によって船首が上下したり、船体が左右に傾いたり、ときには船底を水面に強く打ち付けることもあります。こうした船体の動きを説明するとき、よく使われるのがローリングやピッチングという言葉です。しかし、ヨットの動きはこの...
ヨットはどう変わってきた

10. 英国初のヨットレース

17世紀の英国でも、王族や身分の高い人々が船を使って移動することは以前からありました。しかし、それまでの船は目的地へ向かうための移動手段という性格が強く、船内で快適に過ごすことはあっても、移動する時間そのものを楽しむために船に乗るという考え...
ヨットを楽しむための海天気

ヨットの出航判断 気象情報をどう使うか

普段の生活で天気を調べるときには、テレビやスマートフォンの天気予報で、晴れか雨か、気温は何度か、風はどのくらい吹くのかといった情報を確認することが多いと思います。しかし、ヨットで出航するとなると、それだけでは十分とはいえません。一般的な天気...
ヨットライフ

ヨットの保険について考える

ヨットの保険について、普段あまり話題になることはありません。マリーナなどの係留艇は、保険加入艇でないと置けないというところもあるようですが、オーナー同士で保険について話題になる事は殆ど無いかもしれません。MALU号は最初から、当然入るべきも...
ヨットのメンテナンス

ヨット帆走中のシフトレバー位置は?

エンジンを止めてセイルだけで走っているとき、シフトレバーはどの位置にしていますか?ニュートラルにしている人もいれば、後進に入れてプロペラの回転を止めている人もいるようで、これについてはいろんな意見が飛び交っている状況です。エンジンを使って走...
ヨットのメンテナンス

ヨットのマリングレード・ファブリック

MALU号のスタックバッグ、汚れが激しくなってきて、気になり始めていました。破れているわけではないし、セイルカバーとしてもまだまだ使えるのですが、生地には緑色の苔のようなものが付着し、いくら洗ってもきれいにならず、遠目に見てもかなりくたびれ...
ヨットはどう変わってきた

9. 王室周辺で使われ始めたヨット

オランダで亡命生活中にヤハト(オランダ版ヨット)に乗ったチャールズ2世は、英国へ帰国した1660年5月には、自分たちでも同じような船を造ろうと計画を進めていました。さらに1660年8月には、アムステルダム市からチャールズが欲しがっていたヤハ...
ヨットのテクニック

ヨットの「引き過ぎ」はよくない

以前、セイルメーカーの大御所で、ヨットの大先輩からこんなことを言われたことがあります。「ヨットは、なんでも引っ張り過ぎはダメだよ」言われたその時は、なるほど、そうだよなって思ってたんですが、結構この言葉、ヨットのいろんなところで当てはまる深...
ヨットのいろいろな楽しみ方

世界最大スループ型スーパーヨット建造中

今、日本では元ZOZOタウンの経営者で事業家の前澤友作氏の全長114.2メートルのスーパーヨット、船名「NAUSICAÄ(ナウシカ)」が来航し、日本各地の港に実際に姿を見せていることから大きな話題になっています。前澤さんのスーパーヨットはモ...
ヨットライフ

ヨットのダニ対策

夏のヨットは、とにかく暑い。一昔前なら、ヨットは海の上だから、意外に風が吹いて快適でなんとかなるなんて言われていましたが、最近は気候変動の影響もあり、日本でも気温が40℃近くまで上がる日があります。これだけ暑い日に閉め切ったヨットのキャビン...
ヨットはどう変わってきた

8. ペットが考えた英国版ヨット

前回は、造船家のピーター・ペット(Peter Pett)が英国で造る初のヨットの Model を作り、チャールズ2世がそれを承認して建造が始まるところまでを追いました。では、その Model から実際にはどのような船が生まれたのでしょう。ペ...
ヨット用語

ヨット用語に戸惑う 〜ギャレー編〜

ヨットでは、料理をする場所を「キッチン」とは呼ばず、「ギャレー(Galley)」と呼びます。ヨットに乗っている人のみならず、船乗りなら当たり前のように使っている言葉ですが、考えてみれば少し不思議です。家ならキッチン、レストランなら厨房。それ...
ヨットのメンテナンス

ヨットのプロペラ 「トラブルシュート編」

ヨットで機走中に、「以前と何か違う」と感じたことはないでしょうか。いつものようにスロットルを開けても、何となく走りが重い。以前にはなかった振動を感じる。エンジンは普通に動いているようなのに、どうもしっくりこない。長く乗っているヨットなら、オ...
ヨットはどう変わってきた

7. 英国版ヨットのはじまり

オランダ滞在中に「ヤハト(jacht)」に乗ったチャールズ2世は、その快適さを大変気に入り、英国へ戻ったらテムズ川でも同じような船を使いたいと周囲に話すほど、ヤハトに強い関心を持つようになりました。その話を聞いたアムステルダム市から、後に帰...
ヨットのメンテナンス

スタンディングリギン 交換の判断

MALU号も船齢29年に入り、来年で購入してから10年目となります。これまでも、いろいろなところを修理し、メンテナンスしてきましたが、一度も交換を考えたことがなかったのがスタンディングリギンです。それでも船齢29年となると、さすがに気になっ...