初心者向けのヨット情報サイトとしてつくり始めたこのブログ、そろそろ初心者向けの情報に拘らず、普通のブログとしてのひとりごとなんかも書いてみたいな…と思い始めてました。
と言うのも、MALU SAILINGの記事を書くには、初心者向けネタを考えたり、テーマに沿っていろんなリサーチや確認作業をしたり、時には家にあるヨット関係の本をひっくり返して読み直してみたりと、実のところ1記事書くには結構な手間と時間を掛けて書いてました。なので、記事のテーマを思いついてから記事がアップされるまでには最短でも丸1日(24時間)、中身によっては1週間から10日以上も掛かったりしてるものも実はあったります。

そんな中、最近、私のこんな拙いブログを「読んでますよ」とか「参考にしてます」って言ってくださる方や声をかけて下さる方も徐々に増え、気付けばMALU号の周りに居るヨット乗りの人が、みんなこのブログを読んでましたとか、ちょっと恥ずかしくもありながらちょっぴり嬉しいような気持ちでもあります。そして、リアルに読んでくださっている人が居るんだってことが実感できる機会も増えてきました。

そんな時にいつも言われるのが「次の記事楽しみしてます」…ってお声を頂いたりするのですが、なかなか最近はご期待に添えずにいたり… そして何ヶ月もサイト管理をせずに放置状態が続き、気付けばWeb上での表示がおかしくなってたり、見れない記事があったり、リンク切れ起こしていたり、更にはGoogle広告が無法状態なんて状態で、船で言えばキャビンが水浸しで沈没寸前と言う状態だったことも実はちょっと前にあったりしました。そこで、このままではマズイって思い一念発起、そう言ったトラブルを、これまた解決法をネットサーチして、一つ一つ絡み合ったロープを解くがごとくリカバリー作業… リサーチしてわかった内容がWeb技術者でないと理解できないような内容ってこともあったりで、それをチャットGPTでAI相談したら…とにかく面倒くサイコと満載、もうブログ閉じちゃおうかと一瞬頭をよぎったりする精神的にも重症状態だったりもしましたが、これって僕のヨットの歴史メモだったりするので、なんとか自前で問題解決に挑戦した結果、なんとかかんとか解決することができ、以前よりも更に良い状態にサイトを更新することができました。(実は見た目は変わったことが全く分からないのですが…)

そこで冒頭の話に戻ります。
折角苦労してリカバリーしたんだから、もっと気軽に書けたら頻繁にサイトも見るようになるのでこんな事も防げるなって思うところもあり、ヨット初心者向け情報というスタイルに拘らず、普段思っていることや気付きなどを軽く書いた、いわゆる普通のブログも今後は書いて行くことにしました。


一応そういった文章は、”HOLO PE’A MALU” というカテゴリーで分けておくようにしますが、ヨットに絡めた内容にはしたいと思ってます。このカテゴリー名の言葉は、静かに海を帆走する様子をハワイ語にするとHOLO PE’A MALU という表現になるそうで、ヨットで最高な時ってこれだなって。エンジンを止めて帆だけで波の少ない水面を滑るように静かに走っている時、その時がヨットに乗っていて癒される瞬間でもあるし、僕がヨットにハマった最大の理由でもあるので、その言葉を使うことにしました。

 

holo:航行する、走る

peʻa:帆

malu:静かな、穏やかな

 

基本的には、ヨットや海などに絡めた話にしたいと思っていますが、その時々で僕が興味を持っていることや考えていることなども、ユルく書いて行けたらと思っています。なのでヨット乗りのおっさんの独り言と言う感じだと思ってください。笑

そして、折角の第1話ですから、もう少し書いておきたいと思います。

ヨットに乗っている時で最も癒しの時は、Holo pe’a MALU と書きましたが、最近の海の様子は全くこれとは違う感じになってきています。夏の海は、風が落ちて水面が鏡のようにまっ平になり、暑くて止まってられないので、エンジンを掛けてヨットを走らせようってことになる。そうすれば、走ることで風にあたることができて何とかエアコンなしでも水上に居ることができると言った感じがこれまでの夏の様子です。まあ、セーリングなんてしてないってことですね。
しかし、近年の夏の海の様子は、それとは大きく違うように思います。風波なのかウネリなのか、どんぶらこどんぶらこと言った感じで波は2メートル弱あったりして、風が無さそうなのに海に出てみると何となく吹いている、そして夕方近くになると風が上がってとんでもない状態になったかと思いきや、積乱雲が大きく立ち上がり、みるみるうちに暗い空になって雷がゴロゴロ…。まるで亜熱帯のような感じです。

僕は仕事でグアム島に9か月ほどの長期滞在出張していたことがあるのですが、ちょうどグアムの夏場の感じがそんな感じでした。雨が降り出すと夕立というよりも豪雨となって、雨が止んでも道路は冠水、まるで川のようになった道路を半分沈んだような車が走っていると言った感じでした。日本ではそんな様子をいつの頃からかゲリラ豪雨と言うようになったのですが、僕がグアムに居たのは20年以上も前の話です。それが日本でもここのところ各地で起きている。おまけに日本では全く関係が無かった竜巻が起きたなんて話も聞くようになると、日本の気象も壊れてきてるんだなって…。

先週、駿河湾の大瀬崎の近くでアンカリングで今年初の海水浴をした時にも、例年なら既に水底に無い筈のホンダワラが海中にびっしり生い茂り、アンカーが絡んで上がらなくなり危うくアンカーロストしてしまいそうになりました。なんとか船を前後左右に揺さぶって抜錨できましたが、ちょっと冷や汗ものでした。
このホンダワラという海藻ですが、通常なら夏前には海底から離れて浮き始め、この時期は海底には居ない筈なのに、今年は水中に未だびっしり、上げたアンカーもホンダワラの大漁状態で驚きました。水中環境も以前とは異なって大きく変化しているんでしょうか、浮き始める時期が大きく遅れているのかもしれません。

気候変動の影響は他にもあります。
晴天の日の気温が軽く35度超え、場所によっては40度超え。これも今までは他人事で一部の地域だけの話だと思ってましたが、今年は東京でも40度超え、車の温度計表示では41.5度なんてのを始めて見て怖くなりました。こうなるとヨットで気を付けないといけないのが、晴天時よりも曇りの日の日焼けです。曇っているから日焼け大丈夫だろうと油断していると、実は晴れている日は積極的に日陰に居たり、日焼け止めを塗ったくったりしているので、日焼け対策しますが、曇りの日のセーリングの次の日には鏡を見ると真っ黒になってるなんて状態。曇っている時でそんな感じですから晴天時に油断をすると、とんでもないことに…。そうです、先日の大瀬崎で僕だけ海水浴ができるとあって嬉しくて海パン一丁で海に入ったりしていたら、たった数時間遊んだだけなのに、しっかり背中は日焼けし、その後家に戻ってきてから背中が痒くて仕方ない。「あぁ、背中の皮、剥けちゃう」って感じです。

いい感じで風がそよそよ吹いて海で泳げるって喜んでたら、海に浸かってひんやり気持ち良かったので完全に油断してました。

とにもかくにも、今日から8月に入ってしまいました。今年の夏本番は天候にはこれまでよりも色んな意味でご用心ですね。

 

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““HOLO PE’A MALU”” への3件のフィードバック

  1. > 初心者向けのヨット情報サイトとしてつくり始めたこのブログ・・・
    はい、まさに私し駆け出しロートルセーラーのバイブルです。
    今後もどうぞ、よろしくお願いします。

  2. コメントありがとうございます。
    是非、何処かの海でお会いできたらと思います。
    気軽にお声がけください。
    今後もよろしくお願いします。

  3. マルさん

    初コメントで失礼致します。
    三浦で夫婦でヨットに乗っています。
    皆様のおっしゃる通りマルさんのブログは大変貴重な情報源となっています。
    これからも気苦労があるかと思いますが楽しみにしています。
    いつか、どこかの海でお会いできる事を楽しみにしています。

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