今年のお盆時期の夏休みは、宮崎県で起きた地震が南海トラフ大地震に繋がるかも… から始まって出鼻をくじかれ、後半は強力な台風となる7号が首都圏に接近かと言う、東京住まいで船は静岡にある僕たち夫婦にとっては、とても悩ましい1週間でした。

でも、地震については、南海トラフ大地震は以前から起きる起きると言われつつ、そんな大地震が本当に起きたらどうしようもない。抗いようが無いと考えてました。まあ、起きてしまったら、その時の流れに身を任せるしかない。神戸の地震の時には実家の神戸に居て、そして東日本震災の時にも、仕事先の都心の会社のビルに居て実際に成す術は無く、その時の流れに身を任せ、その時のその状態でなんとかするしかなかったのですから。

一方、台風7号、これは出航判断をするのと同じで、各種の気象海象情報を幾つも比較検討して判断する。清水港は殆ど影響ないだろうと予測判断して、船に泊まりに出掛けることにしました。まあ、大雨は降るかもしれない?とか、波やうなりが入ってくるかな? なんて事は考えつつも、1日はセイルを外してキャビンで繕い物でもして時間潰しすればいいか… と思ってました。

海の遊びをする人たちは一般の人に比べて、気象情報には日常的に多く触れてますから、テレビで気象予報士が言う説明が、かなり大袈裟めに言っているということに気付いている人も少なくないと思います。彼らは、もし予測が外れて直撃被害が出てしまったりすると非難轟轟を受ける立場だから、どうしても大袈裟目に範囲も広めに発表する。気象予想には彼らの安全マージンが含まれている。まあ、気象予測なんてそんなものです。

ですから、彼らの説明は参考にすれども、最終的な予測判断はヨット乗りとして自分自身が様々な気象情報をもとに判断するというのが僕の考えです。(テレビやラジオの情報を鵜呑みにしない)
結果として、清水港には台風7号の影響は殆どありませんでした。折角シブを外したのに、外した日の夜のうちにはリペアを急ぎ終わらせて、次の日の朝には付け戻しました。当初は一日中雨予想だったのが、台風が更に東に逸れ、晴天予想に変わってしまったので、朝の涼しいうちにやっておかないと、日中は暑くて作業できなくなってしまう… なんて感じでした。

しかし、この台風騒動のお陰とでも言うのか、先送りにしていた修理やメンテや掃除などなど、ヨット関連のちょっと面倒くさい作業は全部やり終えることができました。ちょっとした事でも、炎天下では先送り、そしてセーリングできるのに出航しないでメンテや掃除なんて勿体無いですもんね。勿論、デイセーリンクですが、結構いい風が吹いて、炎天下でも海の上は風が吹いて涼しくもあり、セーリングも割とたっぷり楽しむことができました。

お盆のセーリングの様子

そして最後は、お盆の戻り渋滞を避けるように、日曜日の午前移動で東京に戻って来ました。バッチリ渋滞無しでスムーズに東京に戻れました。

結局、今年の夏休みも、目一杯ヨットで楽しむことができました。

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