ヨットに乗るということはアウトドアスポーツをするということは以前にも書いたように、一度セーリングに出たら長時間、海上それもヨットのデッキ上にいることになります。そんな環境下で少しでも快適に楽しい時間を過ごすためには、やはり準備が必要になります。今回はヨットに乗るとき、これは絶対にあった方が良いものをご紹介します。

以前に書いた「セーリングの時を服装を考えるポイント」に書いたように、持ち物も「風」「波」「光」の3要素を考えるとその持ち物の必要性を理解して頂けると思います。

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偏光レンズサングラス

アウトドア定番の持ち物と言えば、やはりサングラスです。最近の欧米では、紫外線対策として日常生活でもサングラスを掛けるようになり、子供にまでサングラスを掛けさせるほどです。これがヨット上となれば、天気の良し悪しに関わらず必需品と言えます。ヨットの場合、紫外線対策も重要ですが、防眩対策がさらに重要になります。天気が良ければ水面はキラキラ光りとても美しいのですが、美しさの反面とても眩しいです。長時間のワッチ(船で走るときに周囲を常に関しすること)にはサングラスは必需品です。また、曇りの日は意外に裸眼だと目が疲れます。曇り空では物のコントラストが解り辛く目に負担が掛かります。同様に夕暮れ時の薄暗い時間帯も同様です。サングラスは見る物のコントラストをハッキリさせてくれる機能もあるので、遠いものを発見し易くしてくれます。サングラスはレンズの色は濃蹴れば良いというものではありません。海面で光が乱反射する海上では明るい時も暗い時もはっきりと見えるようにしてくれる偏光レンズが圧倒的に見やすく目の疲れも少なく済みます。偏光レンズのサングラスはオススメです。

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セーリンググローブ

ヨットとロープは切っても切れない関係です。力の掛かったロープを素手でロープを引くのは怪我のもとです。最近のロープは化学繊維系の高性能素材ですので摩擦熱が簡単に発生します。素手で扱うと手の表面で擦れた時に火傷したり手の皮が捲れたりすることがあるのでセーリンググローブは必須品です。グローブの代わりに軍手をする人がいますが、軍手はロープに力が掛かっていると軍手ごとてから抜け落ちてしまうのでヨットには向きません。グローブの役目は怪我の防止だけでなく、ロープ類をしっかりグリップすることも大切な機能ですので、緩い手袋のようなものは使えません、セーリンググローブに近いグローブはクライミング用のグローブです。クライミングもヨットと同じようにロープを使うので、基本的に同じような考え方でグローブが造られているので、クライミンググローブでも、セーリング時に十分に役立ちます。

帽子

帽子はアウトドアでは必須のヘッドウエアです。夏場は頭への直射日光を防ぐと共に庇で空からの強い日差しを遮って見易くします。冬場は頭から体温が奪われるのを防ぎます。帽子は季節に応じて最適なものえお選ぶと良いです。夏場はキャップやサーフハット、冬場はニット帽という具合です。キャップは頭にフィットしたもので、風を受けて飛ばないものがいいです。また、サーフィン用のハットだと外れないようにストラップや顎紐があるので安心です。よく船に乗って帽子を飛ばされている人を見ますが、ヨットは風を受けて走る物ですので、ストラップは必ずあった方が良いです。

日焼け止め

ヨットは長時間外で操船するので、日焼け止めは常に持っておいた方いいです。日焼け止めを塗らないと、年中日焼けした真っ黒な肌になるばかりか、日焼けし過ぎて痛い思いをしてしまいます。塗るタイプの日焼け止めだけでなく、着るタイプの日焼け止めとしてラッシュガードなどもとても有効です。

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日焼け止めまでは、持ってくる人が多いんですが、意外に忘れがちなのが、唇のUVケアです。意外に唇が日焼けするので、日焼け止めのリップはあった方がいいです。
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上記以外にも

タオル飲み物は必ずあった方はいいですね。僕がクルーで乗っていた船は冷蔵庫にクルー飲み放題の飲み物が入ってたんですが自分専用に水筒に飲み物を入れて持って行ってました。因みに飲み物はお茶系やコーヒーなどの利尿効果を促進するものはセーリング時には避けた方は良いです。理由は簡単でヨットの狭いトイレにセーリング中に入るのは船酔いの元だからです。水や清涼飲料水など、お茶系なら麦茶がオススメですよ。そして、タオルは僕の場合にはハンドタオル、フェイスタオル、バスタオルまで持って行ったりしてます。

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マリーナにはシャワー設備があるので、あまりにスプレーを浴び過ぎたり、冬場に寒くてたまらなかった時にはマリーナのシャワーを使うのでちょっと荷物が嵩張りますがバスタオルがあると気軽にシャワーを使う気持ちになれるのでオススメです。

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