僕たち夫婦は知り合いのヨットに初めて乗せてもらい、そのままそのヨットのクルーとなってヨットライフを始めたので、体験セーリングをした後にヨットを続けたいから次にどうしたらいいかなんて事を考えることはありませんでした。でも、体験セーリングから始めた人がヨットライフを始めようすると、具体的に考えるべきことが出てきます。

そこで今回はどのように具体的に考えていくべきかについて触れたいと思います。

自分が目指すヨットライフを考える

ヨットに乗るということは、先ず2通りのヨットライフの考え方があります。
それは「ヨットを手に入れて乗る」「ヨットクルーとして乗せてもらう」です。中には「先ずクルーとして始めて、いずれヨットを手に入れる」という人もいるでしょう。その場合には、とりあえずは「ヨットクルーとして乗せてもらう」ことになりますね。
実はもう一つ「ゲストとして乗せてもらう」という選択肢がありますが、ここではあくまでもヨットライフを始めるという事にフォーカスしたいので、ゲストはまた別の機会に触れることにします。

何れを選択したとしても、現段階ではビギナーであることに変わりはありません。そう考えると次は、セーリングの方法をどのように習得するかという事になります。
セーリングの方法はボート免許を取ることで学ぶことはできません。何故なら、ボート免許はエンジンを用いた動力船を操縦するための免許だからです。※ヨットでも港の出入港はエンジンで航行するか引船で引いてもらう必要があります。エンジン付きのヨットに乗る場合にはボート免許が必要になります。ボート免許については別のページに書きますね。

セーリングの方法を習得するには

これも幾つかの方法があります。
それは「セーリングスクールに通う」又は「見習いクルーになり学ぶ」方法です。例外的にいきなり「自分の船で独学で習得する」というケースもあるにはありますが、ここでは最初の2つについて触れたいと思います。

セーリングスクール

セーリングを基礎からしっかり学ぶにはセーリングスクールはとても良いと思います。理論から技術まで専門のインストラクターが体系的に指導してくれますから、スクールを修了すれば即戦力としてヨットに乗り込み楽しむことができるようになります。ヨットスクールにもいろいろなタイプや教え方のスタイルがあります。
一例ですが、先ずはディンギー(1人ないし2人乗りのエンジンのない小型ヨット)から初めてディンギーが乗りこなせるようになってからクルーザー(エンジン付きの大型ヨット)に移るというスタイルのスクールがあったり、クルーザーを2人で操船し沿海を自分たちの力だけで出港して帰港するというようなコンセプトのセーリングクルーザーに特化したスクールもあります。これらはあくまでも一例ですので、その他にもいろんなスタイルのセーリングスクールがあります。どんなスクールが良いかは、その人がこれから目指すヨットライフによりますので、一概にどこのスクールが良いとは言えません。

見習いクルーとして学ぶ

ヨットを始める人の全てがセーリングスクールを修了しているかと言えば、実はそうではありません。セーリングスクールに通わなくても見習いクルーとしてヨットに乗ることで経験を積めば、体験的に習得することができます。実際に僕たち夫婦はヨットスクールに通うことなく、クルーとして幾つかのヨットを渡り歩き、わからないことはヨットオーナーや他の先輩クルーに質問したり、本やインターネット、各種動画なども参考にして覚えました。セーリングは用語や船具の扱いなど、最初に覚えることがたくさんあります。しかし、何も急ぐことは無く、セーリングをクルーとして楽しみながら体験的に習得してゆくことで十分にヨットを走らせて楽しむことができるようになります。また、セーリング自体はそんなに複雑で難しいことではありません。セーリングは自然を相手にする遊びです。どれと言って同じコンディションの日は無いので経験が大きくものを言います。ベテランのヨットマンの元で直に見習いクルーとして様々なことを学ぶことでも十分に習得はできます。

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どちらを選ぶべきか

スクールに通うか、見習いクルーとして乗りながら体得するかは、やる人自身の好みの問題ですので、一概にどちらが良いとは言えません。人によって基礎からしっかり短期集中で習得したい人もいれば、ゆるく楽しみながら時間を掛けて体得してゆきたいという考え方もあります。また、スクールに入るという事になると入会金や授業料、実習費などの経済的負担も考慮する必要もあります。これは他のスポーツなどをを始めるときにも同じようなことが言えますね。

知っておいて頂きたいことは、『ヨットはスクールに入らないと始められないというものでは決してない』ということです。

最後に

あえて僕の体験的な観点でオススメを書き添えておくならば、先ずは見習いクルーとして何処かのヨットに乗ってみて、自分がどんなヨットライフを送りたいかをそこで見極め、スクールの必要性を感じたり、やっぱりきちんと習ってみたいと思ってからでもヨットスクールに通うのは遅くないと思います。先ずは海に出て、ゆるくヨットを楽しむことからヨットライフを始めてみてはどうでしょうか。

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