ヨット乗り全ての人がヨットの近くに住んでいるわけでは無い。都内に住んでいてヨットが係留できるマリーナは東京夢の島マリーナしかないし、次に近いのは関東最大の横浜ベイサイドマリーナ程度しかない。残念ながら、貧乏ヨット乗りには、この2つのマリーナに入れてヨットを維持し続けるのはかなりしんどい。
更に、三浦半島から相模湾に掛けてのマリーナも同様に係留費はとんでもない金額だし空き枠も全くない。

それでも何とかヨットをやりたいから行き着いたのが静岡県の清水港にある富士山羽衣マリーナだった。

我がMALU号を係留し始めた頃は空きバースがかなりあったけれど、コロナ禍が終わり始めた頃からボートが増え始め、気付けば今ではなんとなくいっぱいになりつつある。そう、関東圏から静岡県に掛けてのマリーナは殆ど空き枠がなくなりつつある。しかし、プレジャーボートの総数は減少傾向、ヨットも少なくなっている。しかし、マリーナの空き枠が無くなっているという事は、都市圏や地方主要都市ではボートに乗る人が増えているが、その他の地域では高齢化で止める人が増えているように思う。

コロナ禍明け頃から、高速道路の混み方が変わってきた。そう、若い人が自動車に乗るようになったことで、休日の道路の混み様が大きく変わってしまった。更にインバウンドの回帰なども影響しているのか、休日の午前の高速道路を使った移動がとんでもない渋滞となり、移動が大変になってしまった。特に東名高速の東京から御殿場の間で事故でも起きようものなら大渋滞となり、東京清水間で4時間なんてことまである。特に混み合う週末には、事故が起きない日が無いほどになってきている。
更に、地球温暖化の影響だろうか、海の荒れる日数が増えてきた事により、週末に出港できない日が以前に比べて確実に増えた。

これってどういう事かと言うと、週末や仕事が休みの日にしかヨットに乗れないのに、週末で海や気象の問題で乗れない日があって、更に週末前に仕事で疲れて寝坊するとヨットに行くのに時間が掛かり過ぎて行くのが嫌になるなんて事になり、更に乗れる日数が減ってしまうという事態になってきている。

「あーヨットの近くに住みたい!」

僕の場合の1番の問題は、東京に住んでいるということ。

これまで、僕たち夫婦が其々やっていた仕事は、東京に居る必要があった。しかし、コロナ禍明けから、僕たち夫婦の仕事のスタイルが大きく変わってきた。
そう、リモートワークとかテレワークでやれるんじゃないかっていう流れに我が家もなり始めている。都心に居なくても必要な時だけ都心に出られて、更にヨットに行き易い場所に生活を移すなんて事ができるんじゃ無いかって…。

東京暮らしはコストも掛かるし、いろんな意味で住み辛い環境になりつつあるし、生活の幸福度もかなり低くなってきている。

まさか自分が東京を離れたいって考え始めるとは…

しかし、世の中の流れは大きく変わってきた。何も今時の若い人たちだけの話ではなくて、よくよく考えてみたら自分も同じような移住とか働き方とか、できるんじゃないかって。

そうすれば、ヨットのより近くで暮らして、ヨット遊びできるんじゃ無いかって考え始めた今日この頃。

「ヨットの近くに住む」プロジェクトをスタートさせる事にしました。

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“ヨットの近くに住みたい” への2件のフィードバック

  1. 120キロ、渋滞がなければ良さそうな距離ですね。
    僕たち夫婦は、今後のライフスタイルも視野に入れて、船にも仕事にも適当な距離の場所に行くことを真剣に考えてみることにしました。

  2. いや~、この問題は永遠の課題ですね。

    マリーナ前に別荘を建てた仲間は、マリーナと紛争になり折角の夢も喜び半減(もしくはそれ以下)。
    近くの別荘を購入した仲間も船は殆ど出さなくなりました。

    120キロ離れた我々は土日にせっせと通っています。
    (やはり我々も居住近くのマリーナは年間数百万する)

    これくらいの距離感がいいかも。。。

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