ヨットに乗り始めてもっとも初めに必要性を感じるヨットグッズと言えば「セーリンググローブ」です。
上級者になれば余裕も出てきて焦ることも無く、ロープ使いも、ロープ捌きも慣れてくることからグローブをしなくなる人も少なくありません。しかし、ベテランセーラーの真似をしてグローブをせずにロープで痛い(熱い)思いをした初心者は少なくありません。ヨットを楽しむためには、セーリンググローブは必需品というわけです。

我家のMALU号は、このブログのいろんなところで書いているように大型トレーニングマシン級にパワーが必要で、幾ら慣れてきてもセーリンググローブは絶対に手放せないヨットグッズのひとつです。
だいたい1年も経てばボロボロになるほどで、毎年のボートショーでお土産を兼ねて夫婦揃って買い換えるようにしていましたが、今年は残念ながらコロナ禍で楽しみにしていたボートショーも中止、お土産グローブをゲットとはなりませんでした。まあ、外出自粛でヨットにも乗れなくなってしまったので、今のところ新調する予定はありませんが…。

…と言うことで、今回はヨットをおもいっきり楽しむためのセーリンググローブについて書いてみたいと思います。

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セーリンググローブは何故必要なのか?

ヨットマンなら誰でも解っていますが、ヨットに乗ったことが無いと解らないことが、このセーリンググローブの必要性です。
ヨット用のロープ類は、今やその殆どで化学繊維が使われていることから、ちょっとした摩擦でも火傷したり水ぶくれが出来たりと、手の皮が余程厚い人でない限りヨットでロープを使うと痛い(熱い)思いをしてしまいます。
特に初心者のうちは、ロープに予想外のテンションが掛かっていることを知らず、クラッチをリリースしたりすると一気にロープが手の中から送り出されてしまったり、ウインチにロープを巻いても抜けて行ったりと、咄嗟に手のひらに力を入れて痛い思いをするシーンはたくさんあります。そんな時に、セーリンググローブをしていれば、火傷の被害から手を守ることができますし、安心してロープを掴んで引くこともできるというわけです。
また、幾ら慣れていても素手でヨット用のロープを強く引くのは、やはり痛い思いをする可能性が大きいので、ベテランセーラーでもグローブはしっかりしているという人も意外に多いです。風をはらんだセールをのロープを引き込むのは、結構な力が要るものです。そんな時に力を効率的に伝える子ができるセーリンググローブの存在はとても大きいわけです。
腕は真っ黒に日焼けしていても手の甲が両手焼けてないって人は、ヨット乗りの可能性が高いです。(ゴルファーは片手ですもんね。おっと、外のお仕事でグローブしている人かもしれませんが…)

グローブが必要なヨットでの作業

ヨットに乗ってセーリングするということは、ロープを使ってスポーツするようなもので、セーリング中は風が変わったり、進路を変えるたびにロープを出したり引いたりするわけですから、その度に手に負担が掛かるシーンがあります。

ムアリングラインの付け外し
出港、帰航時には、必ずやるのがムアリングライン(舫綱)の付け外しです。つける時も外すときも、ロープを引いたり、手繰り寄せたりと、ヨットが繋がっているので力が掛かります。以外に出触りが良いロープでも、手の中でスリップすると摩擦で痛い思いをします。

メインセイルの上げ下げ
ヨットでセーリングする以上、メインセイル上げ下げは絶対にある作業です。セイルの上げ下げには、メインハリヤードを操作するわけですが、それ以外にも、バング、メインシートも操作するので、意外にこのタイミングが一番作業が煩雑で痛い思いをする機会が多いかもしれません。

ジブの展開とトリミング
最近のヨットは殆どがジブファーラーで巻き取られているので、ジブの展開はジブシートを引くことで展開します。風を入れながら開くので、ジブシートが引っ張られ、それをメインウインチに巻いて引くって作業で、この時に痛い思いをすることが多いです。また、片付けの時には、ファーリングラインを引いてセイルを巻き取ってゆくのですが、ファーリングラインは細いロープが使われているので、結構、手に食い込んで力も使うので、手への負担が大きいです。
ジブと言えば、タックを入れ換える時には、リリース作業と逆側の引き込みと、リリース時も引き込み時にも、ロープが手の中で滑って痛い思いをするケースが多いです。

スピネーカーやジェネカーなどの操作
追い風用セイルの展開、操作、トリムなど、この時には常時シートを出したり引いたりするのでグローブは必須です。

セーリンググローブの特徴

セーリンググローブに求められる基本性能としては、手、手首、指を保護することですが、ロープを引っ張った時にグローブが脱げそうになったり捻じれたりしないように手首をベルトできちんと締めることができる物がセーリングに最も向いているグローブです。単に手を痛めないようにするだけなら軍手でもいいやなんて思っていたら軍手が脱げたり、ウインチに巻き込まれたりと痛い思いをしてしまいますので、セーリングの時には必ずセーリンググローブか同じような機能のあるグローブを使うことをお勧めします。

その他のセーリンググローブの特徴や構造などを以下にリストします。

セイリンググローブ

  • 「手のひらや指の部分補強」で、ロープを引っ張ったときや手の中でスリップした時に火傷を防ぐことができます。
  • 「指先がカットされたもの」は、スマホやナビゲーション機器などのタッチパネル式の機器の操作がある場合や指先で細かな作業をする場合に最適です。いちいち、指先を使う作業のためにグローブを外す必要が無くなります。また、着脱時に指先を引っ張ってしまうことがありますが、指先が伸びてくる心配がありません。
  • 「3本指の手袋タイプ」は中指、薬指、小指の3本を完全に覆い、親指と人差し指は4分3覆うタイプもあります。セーリングではロープは小指側から引くのでこう言うスタイルのグローブがあるわけです。
  • 「フルフィンガーグローブ」は、すべての指と親指をカバーする形の物です。
  • 頑丈な布地(合成皮革、ポリエステル)は、ロープ、木、金属などの固い部分から手を保護します。
  • メッシュ部分は柔軟性と通気性を提供します。
  • ダブルステッチは、手のひらなどの摩耗の激しい部分の耐久性を上げます。
  • グローブライナーのあるものは、防寒効果があります。防寒裏地です。
  • 防水生地と通気性のあるライナーは、できるだけ手をドライな状態に保ちます。
  • ローカットのリストバンドは、動き易く、腕時計をしていても気になりません。リストバンドはセーリンググローブでは必要なパーツです。
  • 長いリストバンド(ガントレットとも呼ばれます)は、手首までの保護と暖かさも提供します。

特殊な用途のセーリンググローブ

セーリンググローブは、全てのセーリングする船のロープやリグの操作で使いますが、セーリング中のクルーワーク以外の専用グローブもあります。

ヘルムスマングローブ

長時間の悪天候や寒冷時の操舵専用のグローブです。レースなどではヘルムスマンは他のポジションの作業はしないことから、長時間の操舵に適したデザインになっています。防水性や防湿性、そして防寒などの機能を高くしたデザインになっています。

ヘルムスマングローブ

デッキハンドグローブ

一般的なメンテナンス、塗装、その他雑作業時の手の保護(アンカーの出し入れ作業時などにも使用します)など、ヨットシーンの広い用途で使用されるグローブです。

デッキハンドグローブ

多くのセーリンググローブは、デッキハンドという名称を使っていますが、デッキ上で作業するグローブと言う意味でデッキハンドグローブと呼んでいます。元々は、上のようなワークグローブのことをデッキハンドと呼びます。

Best Sailing Gloves In 2020 – Comparison & Reviews!

YouTubeでセイリンググローブのレビューをしている動画を見つけました。是非、参考にしてみてください。日本未発売の物も多くありますのであしからず。

最後に… セーリンググローブはサイズが重要

セーリンググローブで最も重要なことは、購入時に必ず自分の手のサイズに合ったものを使う事です。自分の手の皮の代わりをしてくれるものなので、手にフィットして容易に外れない密着性があった方がセーリングシーンで力を発揮できます。また、人によって手の動かし方や癖が異なるので、それによって指先のカット有り、無しを選ぶと良いと思います。ネイルをしている女性などは、フルフィンガーの方がネイルを痛めることも無く良いかもしれません。

高品質セーリンググローブ
価格帯が結構製品によって開きがありますが、低価格の物は値段なりで材質も落ちるので長持ちせず、すぐに伸びてきたり、穴が開いたりしますが、高いものは耐久性も高く、洗濯しても伸び縮みが無く長持ちします。頻繁にセーリングする場合には、ちょっと高めの良いものを買っておいた方が結果としてコスパが良かったりしますので、自分のセーリングスタイルによって選ぶと良いかと思います。
尚、輸入品なので、国内では割高で販売されているものもありますので、同じものを必ず価格比較しをて、適正な価格設定されているものを探して購入されることをお勧めします。僕の場合には、先ずは海外のAmazonあたりで検索して現地価格を調べてから買うようにしています。ご参考までに…。

 
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